テレビに関わってから長い。長いといっても年月にすると30年足らずです。
しかし30年のうち半分はいわゆる民放のテレビの中で、半分は民放を出て地域づくりに活用するメディアとして新しいテレビ、というかテレビ的なる新しいメディアの模索でした。さらにテレビ局に入る前の20数年間は作る現場ではないけれど生まれたときにすでにテレビはありました。正確にいうとテレビが生まれた年にわたしも生まれたので何と57年間もお付き合いしているのです。好むとか好まざるとかいう選択肢はなくテレビはずっとありました。
今はわたし自身にはテレビはずっと影が薄くなっていますがテレビ的なる新しいメディアの模索はずっとこの15年間続いています。テレビ論はいつか書こうと考えていましたがわたしの場合は日誌的なものブログ、Twitterなどのすべてがある種のテレビ論になってしまっています。なぜならそれほどテレビは人生にとって有効に使えるものだからです。人生を生きるうえでこれほど役立つものは今のところ見つけられていないほど便利な道具でありノウハウが詰まっています。
お叱りを受けること間違いないですがマスコミの中で働いている皆さんがテレビを活用しているパーセンテージはわたしの感覚では30%ぐらいです。お断りをしておくと「見るテレビ」としての活用に限定するともっと高いパーセンテージは行っているとおもいます。わたしの場合「テレビを使う」という発想ですのでまだ70%は未開拓と見えています。その未開拓の地平を耕してきた14年であったのですがここ東峰村からテレビについて書き綴っていきます。テレビ論というより覚え書きだったり、求めるテレビ的なるメディア像の輪郭を書ければと考えています。
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