東峰村に昨年11月1日開局した光ケーブルテレビ「とうほうTV」では防災、高齢者見守り、福祉、予防医療、生涯教育、行政情報など6部門で住民自身による番組化に取り組んできました。
今回の東日本大震災の実態はまだわたし自身は詳しく掴んでないですが東峰村の現状から推察すると防災における消防団の働きはその献身ぶりは全面的に理解できます。しかし、連絡態勢を基本にITの利活用に関しては十分ではなかったのでは、とみています。とうほうTVでスタジオに来てくれたり、ビデオ取材による出演をしてもらう消防団の代表は下川商店の下川さんです。村民の台所を務める下川さんは朝早くから中山間地なのに日田の市場へ鮮魚の競りに出かけます。副団長は小野さん、小石原焼の窯元です。二人とも男の中の男ですがITには弱いです。通信の手段は主に電話です(仕事柄アナログ電話の比重が大きい)。
一方で造船会社の設計士としてCADやPCをバリバリ使っていた高橋君は昨年10月、突如会社を退職し東峰村のプリズム事務所に住み込みで働いています。27歳、住民表も村に置き先日消防団入団式で新入団員の代表挨拶をしました。わたしの国への事業提案を手伝ってくれているので東日本の復興へのIT活用の重要性は理解しています。今この高橋君に村の消防団へのIT導入伝導師?!を依頼しています。そこから見える消防団の現実を次回整理します。
@写真はとうほうTVの収録に訪れたゲスト下川さんとAD高橋君ら。