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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

長州を抜けて熊襲の地、九州へ

本州と九州を結ぶ関門橋です。今回は深夜の移動で第二の故里、山口は通過しました。山口市は私が学生時代を過ごした頃は県庁所在地では日本一小さな市でしたが
おそらく今も変わらないでしょう。思えばここから田畑や山、川の光景が当たり前となる生活が始まりました。神戸市のベッドタウンで駅前と中心商店街の間の街中に生まれ育った私には魅力的な空間でした。夜中に突如友人を訪ねたり、下駄履きに一升瓶ぶら下げて紅葉が美しい瑠璃光寺の夜景を愛で、そのまま町中を闊歩した日々も熊本県内98市町村を歩いた感覚の源だったような気がします。大学には一切行かずとも教授主催のコンパに出れば単位がもらえるという恵まれた出会いも大きかった。「社会学」は世間を知ることだ!とばかりに大学は捨て、とにかく世間の様々な場所に飛び込んだ。放浪癖のはじまりはこの頃だ。スケールは全く違うが先日亡くなった小田実さんの「何でも見てやろう」精神は強かった。金稼ぎより人に会うために仕事もいろんな世界に入った。卒業してプータロウするのも自然な成り行きだったようだ。ブータロウ(という積極的な意味では)の結構元祖に近いかもしれない。この時期の約6年間はテレビのない生活をしていたので後年、テレビ局に入るというのも酒の縁とはいえ可笑しなものだ。まもなく熊本に着くのでこの辺で一度おく。長州から熊襲へ。

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