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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

本当に大丈夫か!? 「全国唯一」の本格地域おこし番組

 昨年の11月から東峰テレビではじめた「ふらっと九州☆東峰村」は全国で唯一の本格地域おこし番組と銘打ってスタートしました。これを読まれた方でもし「唯一の本格地域おこし番組」に異論がある方がおられれば、ぜひお知らせいただきたいと本気で考えているところです。というのは実はもし「ふらっと九州☆東峰村」よりももっと本格的な地域おこし番組が日本に、もしくは世界にあるならば是非見学させていただき、その制作の背景や主旨、ご苦労、成果などを担当の方からじっくりとお聞きしたいと思っているのです。裏を返せば、きっと「ふらっと九州☆東峰村」のような地域おこし番組は世界中にもきっと無いのでは?と確信をしてるからでもありますが・・。

 私は平成元年からこの「本格地域おこし番組」の未来像を想像しながらずっと模索し、様々なチャレンジをしながら全国中で実験、実践してきたのです。そしてもう一昨年になりますが、かつていたテレビ業界の著名な放送文化基金賞の個人賞をいただいたことから、このようなことを考えるようになりました。放送文化基金賞は錚々たる重鎮から新たなテレビ技術開発の先駆者まで幅広く受賞されているものですが、私にとってはかつて直接ご縁があった森繁久弥さん、筑紫哲也さん、さだまさしさんも受賞されている賞だったので襟を正して熟考する機会となりました。平成7年にテレビ業界からは去ったものの、地域活性化という世界?で「テレビで地域おこし」という手法を駆使して、まさに「テレビ番組、テレビ作品」よりも「番組づくりによる人材育成、チームワークづくり」という成果に重心を置いた事業を創出しました。それ故に「番組はオマケ」とい続けてきたのです。変な話ですが、知らぬ間にその業界(と言えるのか?)の第一人者のような位置に立っていたのでした。

 そして長年の、実に 30年余りの模索を全国各地で続けてきて、九州から全国を一周した結果、再び九州に舞い戻り、福岡県東峰村で12年間の実験的取り組みを経て、やっと世に差し出したのがこの「ふらっと九州☆東峰村」です。私達が創り出した「全国唯一の本格地域おこし番組」なのです。本日「住民ディレクター」というこの地域おこしに欠かせないお仲間の中に身を置かれている一人の先輩から電話をいただき、話している中でこのブログを書いておこうという気持ちが出て、早速書いています。本当は中身について書く気でパソコンを開きましたが、前置きが長くなてしまいました。おいおいこの続きをしばらく書くことにしたいと思います。実はその必要性は「ふらっと九州☆東峰村」をスタートしてすぐに感じていたのです。きっとご視聴いただいている皆さん方の中には何とも言えない疑問や違和感、逆に爽快感や開放的な可能性を感じてくださる方々が少なからずいるのでは?とずっと感じているのです。

 「考えるより走る」、と常に先に走り出す企画者本人としては、飛んでもなく面白いことが次々と起こっていて、それは一気に押し寄せる新たな課題であり、壁ですが、一つ一つは現代社会に非常に象徴的な社会問題の解決策に繋がる社会実験のようなものでもあります。学生時代、全く勉強はしませんでしたが、「社会学」という世界に身だけは置いていたからか?「テレビ」も「地域おこしも」実践する中で、どこか社会学的な課題を見つけてしまい、その解決策が番組づくりになっていくという独自の世界を経験してきています。

例えば、*やはり「番組はオマケ」ではないのか?*「よそ者・ばか者・わか者」の地域おこしの3原則に「テレビ者(テレビのプロ)」が加わるとどのような化学反応が起こるか?*「テレビコミュニティ」という新たな地域コミュニティは成立するか?*即興の番組づくりがDXになる可能性がある・・・ex.
 今年はテレビが日本に生まれて「70歳」、今後さらに高齢化を進んでいく「テレビ70歳」を原点から見直したり、テレビの新たな生き方があるのでは?その姿を求めるという課題もあります。まずはこの場にシリーズ的に書いていきます。

「ふらっと九州☆東峰村」
住民ディレクター事典
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