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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

情報発信と住民自治精神。

 ちょっとしたことですがiphoneやSkype、Ustreamと同じように使えると便利なのがテレビのデータ放送です。わたしもついつい面倒がっていましたがうちのテレビでは「d」と書いてあるところを押すだけで見れるものでした。後はボタン操作で触ってみると付近の川の水深がどれぐらいになっているかとか、ずばり東峰村の天気予報が見れたり身近な情報があります。

 今回はいろんな意味で使える道具がいかに使えるのか、を実際の災害経験で模索する機会を与えられました。パーソナルに使う道具と公共で使う道具は情報の出し方や発信時期、出すか出さないかまで含めて全然違います。これはまさにニュースデスクの役割でもありますが大雨や災害の当事者ということではテレビ局の報道とはまた違うデスク業務でもあります。

 わたしたちは阪神淡路から佐用町や東日本などの様々な経験をいっぱいしてきていますがやはり当事者としての情報管理はそれぞれの地域独自で多くの課題、必要なコンセンサス、責任能力等検討すべきものが色々とあります。難しい課題はありますが基本は住民自治精神を極めることだと感じます。9月に予定している「東日本の今」30元中継を意義あるものにするためにも今回の経験がつながるようにしていくことが今ある課題です。


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