
スイカにがぶりと食いついて口の中にぷつぷつするたねをぷっっぷっぷと鉄砲玉のように庭に吹き捨てる快感は子どもの頃はあった。しかしだんだん周辺の道がコンクリになり家でスイカを食べるときはお皿や広告用紙にたねを捨てるようになってしまっていました。こじんまりとたねの捨て場を気にしなければならなくなってからスイカを食べる楽しみよりも苦痛が大きくなりだんだん食べなくなったように感じます。
数日前、今の事務所の前身の診療所におられたお医者さんの奥様から日田の無農薬スイカをいただいた。引っ越してきてからいろんなものをいただいていて恐縮なのだがこのスイカを今日はダイナミックに食べてとても満足している。一人で食べるのは寂しいがまあ、せっかくのスイカがすっかり冷えたのでいただいた。
中庭にスイカを大きなままもっていってぷっっぷっぷと気持ちよくたねを吹き捨ててはがぶり!!ぷっっぷっぷ、がぶり!と何ともいえず美味しい美味しい!!!。無農薬の露地物と聞いていたが皮の白いところまでが甘い。先日廊下が蟻の道筋になってしまった失敗を繰り返さないためにも甘い汁は全部中庭にこぼしてきた。あーーーああーあ満足、スイカだこれが。
というわけで東峰村に引っ越してきてから衣食住の快適さが大変有り難い。せせこましさが全くなくておおらかに住み、食べ、暮らすことが余計な神経を使わない最高の環境になっている。もう夏も終わるがわが事務所ではスイカは今からのような気分、次は桃かあ!
@写真は冷蔵庫でヒンヤリ冷える無農薬スイカ