生命に関わる情報はリアルタイム、生中継で「今、最新の状況」をお伝えすることがとても大事と考えています。しかし一方で断片的な情報がバラバラ出ると特に情報源がひとつの高齢者には混乱を与える心配もありますのでこの判断と発信する決断が災害時の最大の要です。テレビ局で言えばデスク判断ですが地域の場合は情報一つ一つの反応は直後の実際の行動に影響しますのでテレビ局以上に細やかな配慮や時には「発信しない決断」も必要です。そのためには住民一人一人がどのような環境に住まわれていて災害の状況で誰がどのようにサポート出来るか、をある程度予測できる人的ネットワークが大事です。テレビ局のデスクには到底及ばない区長さん的な生活実践が必須になります。
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