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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

いわき沖の魚、東峰村の生活。

 原発事故以後初の いわき沖試験操業が報じられています。福島民報によると放射性物質検査で全てが下限値未満だったということです。一昨日南相馬市に入ってすぐに市役所の方に案内していただき市内全域を回りました。わたしのためにガイガーカウンターを携帯してくださりどこを回ってもその変化がわかり警戒区域でさえわたしの予想以上の低レベル量を示すのがわかりました。

 同時に市役所の課長さんが大変わかりやすい話し方で南相馬市の実際の日常を話してくださりやはりマスコミ等での伝わり方とは違ってそのままがよく理解できます。そのお話はそのまま住民ディレクターで、せっかく作られたエリア放送局で「課長のそのままリポート」のようなものを放送できるようにすることがエリア放送局にも課長にも大事な使命の一つになると感じました。きっと離ればなれになられている南相馬市の皆さんに役立つはずです。

 しかし、どの地域でもそうですが一見簡単に見えそうなそのことを実現するには多くのハードルがあります。自治体放送局となると民放や民営ケーブルテレビ等とは全く違う課題があるものです。そこを理解できた上で本当に実現できる解決策を提案し行動する力がないと結果的には地域にとってはマイナスになってしまいます。そして動きができないとなるとやれなかった側からは「やれない理由は行政にある」と行政批判で終ってしまいますがそれでは何の解決策にもならないのです。で、どうするか?が常に問われています。

 わずか二日間ですが現地の皆さんとお付き合いさせていただいて相手様がどうであろうと「きっと役立てる」というわたしの気持ちは深まるばかりです。何らかの提案、実践をすることになりますが「押し掛け女房」的にならないように動くことも永年培ってきた暮らしの知恵です。「暮らしの知恵の受発信で生活を豊かにする」住民ディレクターという生き方も今の時代に問われています。


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