goo blog サービス終了のお知らせ 

選挙の効果

総選挙の意味

責任取らない バリケイト伊東

2025-07-21 19:25:23 | 政治
 参院選が終わった。自公政権は過半数を取れなかった。数的には4人足りない。石破政権が惨敗とは言えないであろう。マスコミは惨敗だと騒いでるが、比例では自民党が一番多くの票を集めた。マスコミは石破総理に責任を取って総理を辞任すべきだと言うが、本人はやめる気はなさそうだ。自民党内にも石破降ろしの風は起きてない。誰も責任は取らない。自民党内に強い人がいない。当分、自公政権は続くだろう。昔の自民党のような強さは感じられない。だらだらずるずると政権は続く。一番目立ったのは参政党と国民民主党だ。参政党は急に力をつけた。外国人排除は多くの日本人の深層心理に火をつけた。日本人の不安、不満、ストレスのはけ口に外国人を標的にした。参政党は一言に言えば右翼的色彩に満ちている。日本は全体的に右傾化、保守化化している。神谷党首の歯切れのいい演説に大衆は酔った。何か日本に大きな変化をもたらしてくれると、感じたに違いない。閉塞と虚構に満ちた国が大きく変化する事に期待したのだろう。参政党は具体的な政策より理念を訴えた。今後国会内で具体的な政策が議論された時、どんな案を出すのかで支持者の心は離れたり、賛同したりするだろう。国民民主党は玉木代表の存在が大きい支持を得させた。しいば幹事長の演説では大きな支持を得られなかっただろう。熱量の大きい政治家がうまい演説をすると、大衆の心は揺さぶられる。紙なんて効果は薄い。演説こそが政治を大きく動かすのだ。玉木、神谷の演説はうまい。他の政治家も演説には磨きをかけなければいけない。日本政治動向はどうなるのか。革命は起きない。暴動も起きない。参政党祭りが終わっただけだ。参政党には期待しない。とりあえず、今の物価高をなんとかしてくれ。本当に物価が高い。賃金は上がってない。国会議員給料を下げる事はしないのか。数千万の年収は国民感情から離れている。