選挙の効果

総選挙の意味

F35

2018-02-25 08:55:25 | 政治
  F35          バリケイト伊東                    防衛省がF35という最新の戦闘機を三沢基地に配備した。総量で42機を配備する予定だ。一機の値段は150憶円だ。ばか高い飛行機だ。最近の近隣の国との軍事緊張の関係で、国家防衛のために、最新の飛行機を購入したのだろう。最新の戦闘機だけで国を守れるのだろうか。映画、トップガンのような戦闘機の空中戦を思い浮かべる人が多いのではないか。自衛隊のパイロットは優秀だから、敵の飛行機をひとりで10機も撃ち落とせる。ちまたではそんな話をしている。映画という虚構の話なのだ。ほんとうの戦闘ではそんなに簡単にはいかないのだ。日本は強い、日本人は優秀の幻想を最近のナショナリズムは抱かせてるだけだ。飛行機を飛ばすにも石油系の燃料がいるのだ。日本は石油を100%輸入だ。太平洋戦争末期にも、日本は燃料不足で飛行機を飛ばせなくなった。石油だけでなく、水、食料、電気、医療などの基本物資を確保できないと、国土防衛、戦争には勝てない。水は100%自給してるが、食料の自給率は40%だ。電気も100%自給してるが、輸入の化石燃料を大量に消費して発電している。戦争が始まったら、太平洋戦争当時と同じように、食料不足、石油不足、金属不足が起きるだろう。現代人は物不足に耐えられるだろうか。昔から腹がへっては戦に勝てないということわざがある。国家の防衛とはそもそも何なんだ。戦前は軍国主義者の野望のために戦争をした。国民は彼らのために命を捧げ、窮乏生活を余儀なくされた。そして、負けた。国土は焼かれ、多くの国民が死んだ。食べ物も自由もない国家を維持するために、多くの国民は命の犠牲を払ったのだ。今の北朝鮮と変わりないではないか。国家とは人間あっての国家なのだ。国家あっての人間ではない。権力者の野望のために、命を失い、窮乏生活をさせられるのは冗談ではない。今の平和日本でも、多くの国民は強いストレスと不安で疲弊している。多くの国民は幸福とは言い難い生活をしている。戦争になったら、国土防衛の戦争といいながら多くの国民は耐え難い苦痛を味あうであろう。自殺者は急増するであろう。それでなくても、日本は自殺者の多い国なのだ。国を守るとは権力者を守るのでなく、普通の国民の普通の生活を守ることなのだ。毎日、おいしい食べ物を食べれて、自由に話せて、行きたいところに自由に行けて、なんの不安もない生活を送れることだ。国民の多くは食い物もなく、ぼろぼろの服を着てガレキの町をさまようなんていうのは幸福ではない。もう一度声を大きくして言いたい。国家とは人間あっての国家なのだ。国家あっての人間ではない。権力の主体は国民にあるのだ。人間を大切にしない国家は滅びる。


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