選挙の効果

総選挙の意味

元気ない バリケイト伊東

2024-07-16 12:38:05 | 政治
 東京は薄曇りだ。日本は元気ない。アメリカの大統領選挙選みたいな盛り上げりに欠ける。都知事選は投票率60%だが、選挙戦のやり方が従来とまったく変わった。供託金300万円払えば、犬でも猫でも立候補できるのだ。選挙戦がゲームになってしまった。ネットで候補者の名前、顔を拡散すればポイントになるみたいなやり方が横行した。中身のない男がラベルだけ一流ワインで選挙を戦った。それで2番目の票を獲得した。一見、日本の政治は盛り上がってるように見えるが、実際は何も変化がない。日本の若者がだめだ。政治を熱く語る若者など日本にはいない。若者にとっても多くの政治的課題に直面している。生活基盤の賃金は総じて低い。低賃金にあえいでいる若者が多い。若者も年を取るが、将来の年金をもらえるかはわからない。年々子供は生まれなくなっている。年金を支える人がいなくなるのだ。不安であろう。奨学金の支払いも大変であろう。社会保険料は高いし、税金も高い。自然災害不安もある。将来的には日本が侵略される不安もある。多くの政治的課題に直面しているのに、若者が声を上げない。所外国では若者が政治改革の前面に立っている。日本の若者は幼稚でちゃらい。今の日本は惰性で動いている。強い政治指導者が国を動かしているわけではない。なんとなく平和だし、なんとなく生活ができてしまうのだ。いつまでもこんな疑似的安定気分は続かないでろう。近い未来、日本は徹底的な破壊と死の洗礼を受けるだろう。その時、若者だけでなく多くの日本人は目覚めるだろう。選挙に犬を立候補させるようなバカバカさに目覚めるだろう。オリンピックが近くなって、ナショナリズムの高揚感が強くなってるが、日本人選手がたくさんメダルを取った所で、日本人の所得が多くなるわけではない。日本すごいの遠吠えだけで、生活が良くなるわけではない。金メダルを取ったら、全国民に10万円のボーナスでもくれたらいいのだ。それならしっかり応援するぞ。お金は人を元気にする。日本は資本主義の国なのですから金銭的報酬、支払い減額、免除は国民を喜ばすのだ。政治家の裏金工作には政治家自身が甘い対応だ。国民に回すやり方を考えろ。国民の財布をふくらますのが日本人を元気にする一番のやり方だ。