選挙の効果

総選挙の意味

日本展望 バリケイト伊東

2020-12-30 09:32:57 | 政治

 今日の東京は久しぶりに雨だ。乾燥しきった台地を濡らす。日本人にとって雨は日本人の心にマッチする。雨を題名にした多くの歌謡曲を作り出してきた。日本人は、ウェット民族だ。社会全体が湿ってる。加えて、コロナの雨が日本をずたずたに引き裂いてる。2020年も後2日だ。今年は何もいい事なかった。オリンピックは中止であり、景気も最悪だ。日経平均だけは、27000円超えの数字を叩きだしてる。実態経済を反映させてない。悪の権化、安部は政権を去ったが、後継の菅総理の頼りのない事、見当違いのコロナ対策しかできない。日本人の心にカスミがかかってる。慢性的にもやもやとイライラしている。真っ暗なトンネルの中で方向性もなくさまよってる。正月もコロナの感染者数を気にしなければいけない。おそらく高い数字を出すのだろう。コロナの一番怖い点は、人の心を引き裂く事だ。人は、人との関係、つながりの中で生きている、生活しているのだ。正月になっても実家に帰れない多くの人々がいる。感染を恐れて正月には、来ないでくれと言う親の心情を考えると、つらいものがある。家族の最期にも立ち会えない、葬式にも出席できない、結婚式にも出席できない、成人式も中止、大学入学しても、教室での授業はなくリモートでの授業では友人もできない。社会のいたるところで人間関係の分断、人間関係を作る事が難しくなってる。経済も回らなくなる。東京ドームで50000人を集めてのアイドルコンサートなんて、今ではできない。人の集まり、人数だけお金を生み出すのだ。ちまたの居酒屋だって客数が売り上げを押し上げるのだ。席を減らす事、時間を短縮する事は、売り上げが減る。客が来なくなれば、材料の仕入れも減る。日本中で農、魚の生産者が食材を買われなくなって悲鳴を上げてる。コロナは、資本主義のシステムを破壊してしまう。基本的に資本主義は、人間の様々な欲望をエネルギーにして成り立ってる。その欲望を満たすために様々なビジネスが成り立ってるのだ。人間間の関係性が破壊されれば、資本主義は成り立たなくなくなる。コロナを早く収束しないと、資本主義経済は、崩壊してゆく。その結果、多くの企業倒産、多くの失業者、多くの貧困者、多くの自殺者、多くのDVを生み出す。絶望しかない社会になってしまう。ウィズコロナなんていう生ぬるいやり方では、コロナを収束できない。感染者0を目指さなければいけない。感染者0になれば資本主義は、自然に回復し、お金は回るようになる。今、日本は国家存亡の危機だ。国民も政府も危機感がなさすぎる。今夜も多くの日本人は、バラエティー番組を見て笑って過ごす。それしか息抜きの方法がない。ニヒルな笑いが日本を包む。



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