今までもヘイトスピーチに関しての記事を多く書いて来た。また書かなければいかないのは残念だ。朝鮮人を抹殺すると、川崎市の多文化交流館に脅迫状を送った70歳の男に懲役1年の実刑判決がでた。執行猶予はつかなかった。ヘイト感情むきだしの男には、実刑判決は当然だ。コロナ危機の中でも、ヘイトスピーチは行なわれてる。日本の司法は健全な判断をした。日本にもヘイトスピーチ規制法はあるが、罰則規定のないゆるい規制法だ。すでにある法でも罰を与える事が出来るのだ。在日朝鮮人に対してのヘイトスピーチは本当に許せない。朝鮮人も日本人も同じ人間なのだ。なんで差別するのだ。侮辱するような言葉を連発しながら集団でデモをする様は、日本の恥だ。彼らは、正義の行使と思ってるのかもしれないが、見当違いもいいところだ。コロナ危機の中で、日本人はイライラが高まってる。日本では、ストレス発散は、強い者、権力者には向かわない。社会的弱者に向かう。外国人も標的になりやすい。在日に対してのヘイトスピーチも激しくなるかもしれない。コロナ感染症を引き起こした中国に対しての非難はネット上に多く見られる。日本にも多くの中国人がいる。国家に対しての非難はいいにしても、個人に日本から出てゆけ等の侮辱的言葉をかけるべきではない。人間は、古代から差別と闘ってきたのだ。民族差別、人種差別はなくならない。あきらめてはいけない。差別された人間の苦しみ、悲しみに寄り添わなければいけない。啓蒙活動や法的規制によって改善はできる。憎まなければいけないのは、人間の差別感情だ。差別したがるその感情を抑えこまなければいけない。我々人間は、アフリカ生まれの共通遺伝子を持ってる。人間、皆兄弟なのだ。憎しみではなく、愛しあおう。