選挙の効果

総選挙の意味

青年の反乱 バリケイト伊東

2020-10-03 10:04:50 | 政治

 新聞の片隅に書かれていた記事が気になる。香川県で17歳の高校生と母親が、18歳未満の子供への家庭内で、1日60分以内のゲーム規制条例を憲法違反として高松地裁に訴えた。家庭内にまで細かく規制をかけるのは、ゲーム依存症を防ぐという大義はあるが、やりと過ぎだと思う。時間の測定をどうやって計るのか。長時間のゲームは、やめましょうでいいのだ。条例にしてまで徹底すべき課題なのか。日本は自由と民主主義の国なのに、いつまでも戦前の国家主義的な発想から抜け出れない。お上の言う事には盲目的に従っておけばいいと、思ってる人が多いようだ。安部が政権を取ってから特にその傾向が強くなったようだ。17歳の高校生が行政訴訟を起こすなんて、日本ではまれだ。日本の若者はチャラくて、幼稚で、保守的だ。政治意識の高い高校生が日本にいた事に驚きだ。裁判費用もクラウドファンディングで600万円集めたそうだ。身に降りかかる不条理には、戦わなければいけないのだ。日本の大人は、この高校生を見習わなければいけない。不条理だらけの国で、日本の大人は戦わない。日本では、大規模デモも、暴動も起きない。仲間内でこぼすだけなのだ。最初からあきらめてしまってる。この裁判、どうなるのか注目だ。仮に裁判に負けても、この高校生は高い評価を与えられるだろう。与えられなければいけない。人生は結果より試す事に価値があるのだ。日本の大学入試は、もっと高校生のボランティア活動や政治活動に高い評価を与えるべきだ。私は、この高校生の名前を知らない。未成年だから公表しないのか。公表してもいいのではないか。名前がわかればもっと支援の輪が広がるだろう。頑張ってください。このような若者が増えれば、日本は変わる。閉塞と虚構に満ちた日本を変えて欲しい。