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廃炉 バリケイト伊東

2019-07-26 07:51:09 | 政治
  東京電力が福島第二発電所の4基の原発の廃炉を決めた。40年かけて廃炉する予定だ。私はこの決定を歓迎する。このニュースをメディアは細々と伝えた。日本社会にはさほど伝わってはいない。知らない人が多いのではないか。今日も吉本問題で盛り上がってる。福島第一原発の事故は過去の事ではないのだ。2011年の事故の以来、8年も経ってるのにまだ収束工事は終わってない。いつ終わるのだ。事故の時、日本だけけでなく、世界に衝撃が走った。爆発映像を見て世界は恐怖に震えた。日本から外国人は逃げ出した。絶対に事故は起きないと日本政府は言い続けてきた。しかし、事故は起きた。原子力発電所の安全神話は崩れた。民主党政権の対応もお粗末であった。なにしろ、事故を想定してないのであるから、何をどうするのかわからなかったのだ。あれだけの事故を起こしていても、安部政権は原発推進の立場だ。原発をトルコやベトナムへの輸出さえ考えた。この計画は挫折した。原発で発電するシステムは、終わらせなければならない。日本は地震国であり、日本にある原発はすべて海沿いにある。津波被害を受ける可能性があるのだ。堤防を作ったところで、十分な強度を維持できるかは疑問だ。原発は安いコストで発電できると言われてるが、本当にそうであろうか。第一発電所の事故で東電は巨額の補償金を払い続けてる。これからも払い続けるだろう。事故に備えての保険金も高くなった。全然安くないのだ。国、市民生活を守るために、廃炉がベストな選択だ。自民党を除けば、ほとんどの政党が原発反対だ。民意も反対の人が多いであろう。国民投票をやれば、原発廃止に決まる可能性が高い。日本に原子力発電所はいらない。一日でも早く、原子力発電所を廃炉にして整理したほうがいい。日本で一番経営規模の大きな東電が廃炉を決めた事は、他の電力会社に影響を与えるだろう。東電には柏崎発電所の6基の原発もある。これも廃炉にすべきだ。東電が廃炉の方針を強く推進すれば、他の電力会社も追随するのではないか。国土を放射能で汚染するような発電システムは、やめるべきだ。