選挙の効果

総選挙の意味

非国民と呼ばれて

2018-02-20 12:40:24 | 政治
     非国民と呼ばれて         バリケイト伊東              最近、良く非国民という言葉を目にするようになった。この言葉は戦前の軍国主義の時代に良く使われた言葉だ。戦争反対を主張する人々、政権批判する人々、人権派の人々を非国民扱いして社会から仲間はずれにした。国民は、国の政策方針に100%従わなければいけないような雰囲気を当時の政府が作り出したことだ。今の日本でも、東京オリンピック反対と叫べば、天皇制反対と叫べば、安倍政権反対と叫べば、辺野古の海上への移設反対と叫べば、不倫する人々を、あいつは非国民だとののしるような雰囲気が作られつつある。なんともいやな雰囲気だ。ファシズムとは民主主義とまったく反するイデオロギーだ。全体主義の悪魔が台頭してきてるのだ。多くの国民は危機感を持ってない。危機感を持って、全体主義への動きを監視しなければいけない。民主主義の世の中では、多様な価値観、多様な表現、多様な宗教、言論活動の自由は保障されなければならない。安倍政権が進める憲法改正には、全体主義への回帰が濃厚にでてる。天皇を中心にした政治を復活させたいらしいが、時代錯誤もはなはなだしい。戦前の自由もない、平和もない、豊かさもない、人権もない時代に逆戻りさせてはいけない。国民相互の監視社会にしてはいけない。密告社会にしてはいけない。内向きのゆがんだナショナリズムは、日本を右傾化させ全体主義の雰囲気に国民を少しずつ慣れさせようとしている。歴史は繰り返すのだ。戦前の暗黒時代に日本は少しづつ進んでるようだ。この動きを阻止しなければならない。民主主義は守らなければならない。人々を非国民扱いして、社会から排除するのは絶対にやってはいけない。明日は我が身なのだ。あなたやあなたの家族が非国民扱いされて、社会から排除されるかもしれないのだ。多くの国民は、しっかり、今の日本政治の流れを見守らなければならない。今、日本では民主主義が壊れつつある。壊してはいけない。危機感を持ちましょう。