今日は、Tさんのレッスンでした。右手指先を怪我されていたこともあり、左手の練習を中心に。そしてその後は、お話に花が咲きました。その中でも、とても興味深かったミュージックソーの演奏会に行ったというお話を、少しご紹介させていただきます♪
ミュージックソーは、のこぎり(のような鉄板)と弓を用いて演奏する楽器です。私は実際の演奏を聞いたことがなかったのですが、とても心地よく眠くなる音色なのだそうです。動画を見たらすごいビブラートがかかっていて、人の声のようでもあり風の音のようでもあり、そして人工的な感じもあり…何とも不思議な音色です。(結構弾いている方もみえるようで動画が色々とアップされています。よろしければ検索してみてくださいね)
Tさんによると、演奏者の方が「鈴虫博物館のようなところでたくさんの鈴虫たちと共演した」という話をしていたそうで、想像膨らませ何とも楽しそうだと思いました。鈴虫達はかつて聞いたことのない、のこぎりの響きに大いに驚いたようで、いつにない大合奏となり、その博物館館長さんも大変驚かれたとか。。
この楽器の誕生の経緯、実際のところは分かりませんが、ちょっとした偶然からのこぎりの音楽的可能性が広がり、思いがけない展開で楽器として再生したものなのかなと。。ユニークさもあって何だか魅力的ですね♪
Tさん、器用で音楽以外の分野でも色々なスキルをお持ちだということを知りました。また楽しいお話聞かせて下さいね(^^)。
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レッスン後は私、コンソレーションを仕上げるつもりが妙に歌いたくなり(昨日からです~)あれこれ弾き歌いの練習をしました。「秋のスケッチ」や他にもいくつか、試し弾き歌い…だんだん慣れて音程が安定してくると、心地よく楽しめますね♪
ミュージックソーの演奏会。
私も生で聴いたことないですが、二胡とか胡弓のようなすごく滑らかな音階が魅力の楽器ですね。見た目からあの音は想像できないです!
あと大体弾いてる方がノコギリ寄りの作業服の方が多いイメージで面白かった思い出です。
あのノコギリの形もこだわりなのでしょうね!
今は楽器として確立されてるのでしょうが、どうやって弾いたら良いのか分からない状態から、あんな素敵な音が出せるようになるなんて面白いな〜と思います。楽しいチャレンジって良いですね〜。
鈴虫との演奏会。ミュージックソーの音に負けまいと大合唱になってしまったのでしょうか。
きっと終わったあと鈴虫たちも疲れただろうなーと変なことを考えたり。
神秘的な話から遠のきますが、車のハザードランプには蛍が集まって来るのですよ。
あっち賑わってるから行ってみよう♫となるのでしょうか?笑
普段意思の通じない生き物と心がけて通うようでちょっと嬉しいですね。
音楽ってやっぱり心が通う瞬間(人と、そして楽器と)が感動に繋がるように思います。自分からそれを発するのはなかなか難しいことですが…。そんな瞬間を少しでも多く体験したいです♫
ノコギリ寄りの作業服の方が多いのですね…笑。楽器を演奏するときの相応しい格好も、考えると面白いですね。
演奏曲が日本の曲なら和服とか…あるいは演奏会場に合わせて決めたり、演奏会の主旨で決めたり、自分のスタイルはこれ!と決めていたり。。ミュージックソーの奏者は楽器に中心があるのですね、やっぱり。笑
演奏はヴァイオリン属同様に、音を自分で作るとことから難しそうですよね。鉄板のしなわせ方で音を変えるとは…だいぶ練習しないと音楽にならなさそう(^^;)でも練習したら音楽感覚は磨かれるかな?
そして、鈴虫…羽根を擦って音を鳴らしているから、この楽器に仲間意識を持ったのかな?とも思ったりしました。
心が通うことについて、またコミュニケーションすることについてちょうど生徒さんとお話していて。動物となら分かり合えると納得できるし、植物は生命があって反応してくれることはあるように思います。
音楽は言語と似ていると思っていて、伝えるためにどんな風に語るのか、何が自然と感じるか・良いなあと思うか、スタイルに応じて、色々と考えていくことは楽しいですよね。