音叉で調弦してみました！

おとといは、少しお久しぶりとなったKさんのレッスンでした。Kさん、体調を崩されていたものの、検査結果は良好でしたとのことでホッとしました。

「練習していません～(^^;)」と言われたので、よもやま話から始まり、買ったばかりの432Hz音叉をご紹介♪とても興味を持たれたので、楽器触ってみえないならこれで調弦してみましょうか？という流れになり。

音叉を使ってAの音からオクターブを揃えたのち、完全5度上のE、次も完全5度上、その次も…と、結局全ての音を完全5度の響きを頼りに整えていきました。私にとって耳だけで行う全ての調弦は初めての体験で、しかもレッスン時間に。。Kさんはとてもご興味がある様子で見守って下さいました。ピタッと合うとウンウンと二人で頷きながら、30分以上かけて、かなり気を遣い整えたはずの完全5度の調和でしたが…。

全て終えて、早速3和音を鳴らしてみると、今まで聞いてきた馴染みある響きとは何やら違います。あれれと思ってまた5度で鳴らすと、綺麗に整っているように聞こえるのですが…。3和音にするとどこか低く感じられるような、不思議な調弦の完成…。しかし残念ながら、答え合わせをする時間はなくなってしまい、「おうちでチューナーで整えてみてくださいね♪」とちょっと無責任状態(^^;)。でも、何か少しは経験としていただけたかな？ーKさん、ご協力ありがとうございました汗。

 今回購入した432Hzの音叉は、サイズが大きいわりに軽く、軽いわりに良い音で鳴り響いてくれます。何より驚いたのが、倍音である高いミの音の主張がとても強いことです。膝に当てて鳴らしますが、鳴らし方によっては基音より高音のミの方が大きくなるほどです。

（写真：チューナーの横の大きい方が432Hzの音叉、左は一応家にあるにはあったけど全く利用する機会がなかった440音叉。「コレが音叉です」という説明で使ったことはあります笑。）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて本日。花が咲くさんがレッスンで来られたので、さっそく購入した432Hzの音叉を紹介☆膝で音叉を鳴らしたり、楽器で音を拡張してみたりしつつ、せっかくなので、試しにお店の白いエンジェルを調弦してみることに(^^♪

 今日もAを音叉で合わせてから、完全5度上の音を順番に合わせていきました。しかし、あとC、G、Dで完了！というところでタイムアップ。

レッスン後、今日は私が早く帰らねばならず残念でした。。。

これはピタゴラス音律なのですね。平均律と響きがどう違うのか試してみたいのですが、、今度は答え合わせ用に、もっと安定感のあるチューナーが欲しくなってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、帰宅してちょっと調べたら、何と、Dの音を基準に5度上、そして５度下と繰り返していくと、白鍵音がひとまず全て揃うことが分かり…。

そうだったのですね(^^;)。♯ファからは黒鍵音が続いてしまい、「これで良いんだろうか？？」と思っていたのです。

F ←C ← G ←  D  → A → E → B（H）

これなら音叉でAを確定して、上と下に5度ずつ進んでいけば同じこと☆　
明日はこれをやってみようと思います～♪