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竪琴のブログです♪

竪琴(ライアー)は、癒しの音色が魅力の弦楽器。指の腹で弦をなでるように演奏します。

目を閉じて

2018-10-10 20:09:18 | 日記

今日は昼過ぎから雨が降ってきました。

レッスンのあと、少し練習していたら、ギターの大住昌平先生が入ってこられました。
大住先生は目が見えません。トーンウッド内の教室では、4人の生徒さんを指導されています。

先日、ソルの月光を聴いていただき、今日はまだ仕上がっていないけどカーノの練習曲を少し聴いていただきました。
ギターと竪琴の演奏の違いとか、違和感とか…、どう感じられますか?と興味がありお聞きしましたが、「竪琴は音が残って良いですね。」と言われました。重なっていく音を紡いで音楽にしていく感じがギターとは違うようです。テンポの好みもあるかと思いますが、確かにギターで弾く方が少々あっさり進んでいくようにも思います。共鳴箱が大きいから、ギターも相当鳴り響くように感じるのですか…。6本しかない弦を抑えて音を作るからその度に音はカットされてしまうということもありますね。

何か弾いていただけたら!とお願いしたところ、「来週なら良いですよ。」とのお返事。今、爪の使い方を変えているところなので…と。
奏法を研究されているのですね。

 「雨がやみましたね。」と仰ったのでびっくりしました。大隅先生が来られた時には本降りでしたが、すっかり小雨に。車の通りが多い道路なので、私は雨が降っているかどうかは目で確かめていました。つまり雨の音を耳で聴くことを忘れていました。

…様々なことを捉えるため聴いていらっしゃるのだろうなぁ…と実感。

見ることによって感覚が麻痺していると感じる時、ピアノのレッスンでは「目を閉じて練習してごらん。」と言うことがあります。自分の音を聴かずに弾いていることがあるからです。どんな音を出したいのか。その音で本当に良いのかどうか?そういうことに向き合ってもらう為です。目を閉じるだけで解決する訳ではありませんが、意識は音に集中しやすいように思います。

…竪琴、目を閉じて弾けるようになりたいのですが、まだまだ修行が足りず無理。。
…というか、いつの日か弾ける日が、ほんとに来るのでしょうか??(^^;

(追記:ルドンの「閉じた眼」という絵を思い出しました…素敵な絵ですね。)

コメント (7)
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