Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

矢川神社(2019年3月24日参拝)

2019年04月23日 | 神社
予定外の神社二社を参拝し、
本来の目的地である矢川神社に到着。

ここは何と言ってもあーた、
私の大好物があるんですよ。

こちらにようやく参拝することが出来て嬉しい。(^^


所在地:滋賀県甲賀市甲南町森尻70
御祭神:大己貴命
配祀神:矢川枝姫命
創建:天平宝字6年(762)
社格:式内社、郷社



【由緒】
天平宝字6年(762)杣川中流の矢川津の地に鎮座すると伝え、
延喜式神名帳所載、甲賀八座の神社として知られる。

もと杣川流域は二十二ヶ村開拓の祖神と仰がれ杣一ノ宮と称された。

また当社は古来請雨の霊験をもって内外に知られ、
室町時代中期の文明4年(1472)大和国布留郷五十ヶ村より、
請雨の返礼として楼門一棟の寄進を受けた。

現存の楼門がこれである。

天正年間、水口岡山城築城に際し、
当社別当矢川寺の坊舎が壊される等社頭が一時荒廃、
江戸時代に入ると水口藩主の崇敬社となり再興されています。

往時は神仏習合し別当寺院として矢川寺が、
祭祀を司り矢川大明神等と呼ばれていましたが、
明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃された。

矢川の矢と云う文字は天とノから成り立っていることから、
天ノ川と縁があるということで、
7月7日には七夕まつりが行われています。

火伏せの神様でもあることから、甲賀流手筒花火が奉納されます。


【大鳥居】


大きな広場の無料駐車場が参道横にありました。


【参道】


お目当ての楼門が見えてきました。(^^


【太鼓橋】


この石造りの反り橋は渡ることは出来そうだけど、
滑って怪我しそうだから止めておいた。(^^;


【楼門】




これ、これ、これが私の大好物。(^^

渋いですね~。

文明4年(1472)に寄進されたもので、
当初は二層の楼門であったが、文禄年間(1592-1595)に台風により、
上層部が倒壊し、その後、一層の茅葺屋根に改修したもの。

ただ、ちょっと痛みが目立ってきてますね。


【境内】



【拝殿】





【本堂】








本殿は神門や透塀等で囲われていませんでした。

宝暦6年(1756)建立されたもの。


【狛犬】



【神輿舎】







【祭具庫】





【甲賀郡中惣遺跡群石碑】


戦国時代に甲賀の土豪・地侍という小領主による水平的連合によって、
甲賀郡一帯に形成された自治組織に関する遺跡群とのこと。


【楼門】


最後に見納め。(^^


【矢川神社七夕祭り手筒花火】



矢川神社の御朱印はありますが、
残念ながら社務所が閉まっていましたので、
いただけませんでした。


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