Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

大乗坊<宝満寺>(2023年5月14日参拝)

2023年08月17日 | 摂津国八十八箇所霊場
今日は久しぶりに買い物と食事の為に大阪難波へ。

その前に日本四大毘沙門天像の一つに数えられる秘仏の毘沙門天が、
御開帳される大乗坊へ参拝しに日本橋に移動。
(5月・11月第2日曜日御開帳)

ここもご無沙汰しており約8年振りの参拝となります。

<2015年3月7日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/0236ce3c527ea7f628c77097055fb36b


所在地:大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目6-13
宗派:高野山真言宗
御本尊:毘沙門天
創建:不明
札所:摂津国八十八箇所霊場、 大阪七福神巡り


【本堂】


とても小さいお寺です。
周りはヲタロードと呼ばれメイドカフェやオタク専門店が多い場所で、
このお寺がとても浮いた存在となっています。(^^;


【内陣】




御前立ちの後ろにおわす御本尊は威厳たっぷりでした。


【諸仏】



【清め不動明王】





【鎮守社】



【狛犬】



杭全神社(2023年5月4日参拝)

2023年08月15日 | 神社
今日は所用があり大阪の大動脈である25号線を走っていると、
ふと、この辺りに神社があったなと思い出す。

だいぶ前に参拝したので神社の名前を忘れかけていたが、
杭全神社でした。(^^

大阪は難読地名が多いと有名ですが、
杭全と書いて「くまた」と読みます。

どうころんでもくまたなんて読めませんよね。(^^;
同じく難読地名の久連瓜破は「くれうりわり」と読みますが、
これはなんとなく当てはまって納得出来ますね。

他に河内国一宮の枚岡神社の「ひらおか」、茱萸木の「くみのき」、
放出の「はなてん」、御幣島の「みそじま」、住道矢田の「すんじやた」等、
いろいろあって私も読めないのが沢山あります。

関東だったら埼玉県が難読地名が多いイメージです。

さて、前置きは長くなりましたが、
約11年半振りの参拝開始。


<2011年12月17日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/3f81a03270a5440c992fc31174b34bf9


所在地:大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67
御祭神:素盞嗚尊、熊野三所権現(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)
創建:貞観4年(862)
社格:府社


【由緒】


貞観4年(862年)征夷大将軍・坂上田村麻呂の孫で、
この地に荘園を有していた坂上当道が素盞嗚尊を勧請し、
社殿を創建したのが最初と伝えられている。

以降、建久元年(1190年)に熊野證誠権現(伊弉諾尊)、
元亨元年(1321年)には熊野三所権現(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)を勧請合祀し、
後醍醐天皇から「熊野三所権現」の勅額を賜り、熊野権現社の総社とされた。


【一の鳥居】


25号線沿いの大鳥居。


【宇賀神社】


鳥居近くの摂社。


【注連縄柱】


鳥居からここまで何百メートルの距離があります。

車はこの辺りに停めることが出来ます。


【御神木】







【遙拝所】





【参道】



【名言】


沁みるわ~。


【大門】



【拝殿】




立派な拝殿です。

とても静かで落ち着く境内です。


【狛犬】





【鎮守社】



【本殿】



【第一本殿】


平安初期、征夷大将軍坂上田村麿の子広野麿が杭全荘を領地として賜ってこの地に居を構えました。
その子当道が貞観4年(862)に素盞嗚尊を祀る祇園社を創建したのが、現在の第一本殿。

第一殿:素盞嗚尊


【第二本殿】


元享元年(1321)に熊野三所権現(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)を勧請建立したのが、
現在の第二本殿であり、時の帝後醍醐天皇より熊野三所権現の勅額を賜りました。

第二殿:伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊


【第三本殿】


建久元年(1190)に熊野證誠権現(伊弉諾尊)を奉祀したのが現在の第三本殿。


【蔵】



【稲荷社】





【狛狐】





【御神木】





【十柱社】



【境内社】



【御神牛】



【祖霊社・田村社】



【恵比須社】



【拝殿】


最後に拝殿で参拝。

清々しい参拝でした。

永遠に語り継ぐべき一枚の写真

2023年08月09日 | 旅行・その他
毎年アップしていますが是非とも知ってほしい。


戦争の悲惨さ、愚かさを忘れない為に。。。

8月9日は長崎に原爆が落とされた悲劇の日。

まずはこの写真を見てほしい。




ある番組で放送されて知った時は涙無くして見れませんでした。


時は終戦直後・場所は長崎。

アメリカ従軍カメラマン・オダネル(当時23歳)が撮った写真ですが、
そこには生き絶えた弟を背負いながら自分の弟を火葬する為に
焼き場の順番を待っていた少年の姿なんです。

両親は原爆で死んでいた。

テレビのナレーションはこう語っている。

ある光景にオダネルは釘付けになった。
そこには赤ん坊を背負った10歳ぐらいの少年がいた。
背にした赤ん坊は力無くぐったりしていた。
一体この少年は何をしているのか?

彼が背負っていた赤ん坊は既に死んでいた。
オダネルはシャッターをきった。
ただその姿に胸が熱くなった。

少年はじっと前を見続けていた。
涙も出ない程の悲しみに必死で耐えていた。

弟は何の為にこの世に生まれてきたのであろうか?

傷だらけの足を剥き出しにして、
少年は気丈に弟が焼かれる順番を待ち続ける。

指先までピンと伸ばした姿勢で耐え続けている。
ギリギリと唇を噛み締めながら。

オダネルは写真を撮った時をこう振り返っている。

「私はこの少年に言葉さえかける事が出来ませんでした。
もし優しい声をかけたら彼の張り詰めていた心の糸が切れ、
きっと泣き崩れていたことでしょう」



この放送を見た時、やりきれない思いばかりで私は泣いた。

こんな悲しい事があっていいのか?

今も世界中の紛争地域でこれと同じような悲惨な事が・・・

中東では相変わらず自爆テロや聖戦とのたまう戦争が起っている。

一方的な正義の押し売りによる犠牲者が後を絶たない。

犠牲になるのは何の罪も無い子供をはじめとする人達。

その姿を目の当たりにして、
いったい何を以ってして正義なのだろうか?
聖戦なのだろうか?

70数年前は悲惨であった日本も今は平和だ。

何の不自由も無く普通に生きている事がなんと素晴らしいことか!

ほんとにあの弟は何の為に生まれてきたのか?死ぬ為に生まれてきたのか?

その事を考えると与えられた人生をいい加減に生きてはならないと痛感する。

この様な写真が二度と撮らせる日本に絶対してはならない。


最後にオダネル氏は奇しくも長崎原爆投下と同じ日に亡くなっている。

単なる偶然には思えない。

大徳寺塔頭ぶらり旅 其の二(2023年5月2日散策)

2023年08月08日 | 仏閣


大徳寺境内を西に進んで行きます。




今宮門前通りを超え先に進むと紫野高等学校があり、
大徳寺境内とはガラッと雰囲気が変わります。


【金龍院跡】




この辺りに金龍院という塔頭寺院があったそうで、
明治22年に京都市の要望での区画整理により廃寺。

慶長年間、飛騨高山城主金森長近が、
織田信長の追福の為に伝叟を請じて創建されたもの。

しかし積まれた石の一部を見ると龍源院と刻まれた石柱を発見。

龍源院は現在も大徳寺の塔頭として残っていますので、
何か関係があるんでしょうね。


【狐蓬庵】




このポツンと一軒家の如く、大徳寺の境内から外れた狐蓬庵は、
あの小堀遠州が開基となった塔頭寺院です。

昨年6月に特別拝観があったのですが、
どうしても都合がつかず拝観出来なかったのが悔やまれる。

庭園や茶室はともかく狩野探幽筆の破墨八景図や障壁画を見たかったので。

さて、これから黄梅院の方へ戻りましょう。


【千体地蔵塚】




金毛閣の近くに数多くの地蔵尊が祀られていました。


【瑞峯院】


通年公開されている塔頭。
こちらは何回か参拝しました。


【大慈院】












奥に見えるのが瑞峯院の本堂です。


【案内板】




泉仙大慈院店という精進料理のお店が奥に行くとあります。
ご興味がある方は是非。


【龍源院】






通年公開されている塔頭寺院です。

金龍院跡にあった石柱に刻まれていた龍源院と同じ寺号です。


【黄梅院】


こちらは春と秋に特別拝観、冬の時期等に黄梅院が主催の特別拝観もあり、
黄梅院が主催の時は直中庭も撮影OKでした。


【前庭】












黄梅院は前庭もとてつもなく美しい。
今回は前庭だけ見て満足した。


【金毛閣】






この門が開いてること自体レアです。

これにて大徳寺の参拝終了。
大満足でした。

大徳寺塔頭ぶらり旅 其の一(2023年5月2日散策)

2023年08月07日 | 仏閣
大徳寺本坊特別拝観終了後、
他に拝観出来る塔頭を探しに境内を旅します。


【芳春院】


まず大徳寺庫裏の横にある芳春院へ。
ここは春と秋に時々特別拝観している塔頭ですが、
今日は拝観していないけど盆栽庭園があるというので行ってみた。


【紅葉・緑葉】




気持ちの良い参道です。


【如意庵】




参道途中にある塔頭。
こちらは一切拝観謝絶です。


【芳春院盆栽庭園】


参道左側に盆栽庭園があります。
行ってみましょう。




拝観料が千円!








誘導するかのように等間隔で盆栽が置かれている。




あの門が拝観入口で門前まで無料ゾーンです。
やっぱり入れませんでした。
500円なら入ったのに。


【参道】



【石仏】







【地蔵尊】



【芳春院山門】




こちらの見所は庭園からみる呑湖閣。
一度でいいから中に入ってみたいね。


【高桐院】






残念ながらまだ拝観謝絶でした。
せめて参道だけは解放してほしい。


【龍翔寺】




こちらも通常非公開の塔頭寺院。
コロナ前はお茶会の時は入れたようです。

大徳寺の境内は広い。
まだまだ続くの次回へ。

大徳寺本坊伽藍 特別公開(2023年5月25日参拝)

2023年08月05日 | 仏閣


今日は待ちに待った特別拝観で大徳寺にやってまいりました。

2023年4月27日(木)~6月4日(日)の期間中に開催される特別拝観は、
いつもは柵で仕切られ近くに寄れない金毛閣をくぐり、
ずっと入りたかった仏殿の中に入ってお参りが出来るというレアな拝観。

仏殿なんて一般人は絶対に入れなかった神聖な場所なんで、
例え拝観料が2千円であっても安いと感じるほど。

とても楽しみです。


所在地:京都府京都市北区紫野大徳寺町53
宗派:臨済宗大徳寺派
御本尊:釈迦如来
創建:正中2年(1325年)
開基:大燈国師宗峰妙超禅師


【概要】
本公開では通常非公開の聚楽第の遺構と伝わる唐門(国宝)のほか、
狩野探幽が雲龍図を描いた法堂(重文)、金毛閣(重文)を間近で拝観するなど、
非公開区域の伽藍を解説付きで案内します。
特に今回は一般の立入りを初めて解禁する仏殿内部(重文)の拝観や金毛閣をくぐるなど、
更に貴重な体験をご用意しています。


【総門】


有料駐車場に車を停めいざ。


【勅使門】


こちらはさすがに特別拝観であっても閉まったままです。


【金毛閣】




重要文化財。

横にある休憩所にある拝観受付で2千円を支払い、
まずはこの金毛閣から拝観開始。

25名単位で係員の説明付きでいろいろ教えていただきます。

門をくぐりましたが特に胸熱なことはありませんでしたね。
未だに拝観不可な上層に登れたら感動すると思いますが、
頑なに拝観をしないんですよね。

いつか上層に登りたいものだ。


【仏殿】






次は仏殿。

横の扉から入堂。

一般人がこの仏殿に入れるのは史上初とのこと。
もっとも江戸時代とかだったら入れたかも知れない。
知らんけど。



入りたくてしょうがなかった仏殿に始めて入った。

感動。

なんというか心が自然に凜とするというか、
ここでは絶対嘘がつけない神聖な空気が漂っていました。

入れて本堂に良かったです。


【法堂】








法堂は仏殿と違ってちょくちょく特別拝観していますが、
ここはなんと言っても狩野探幽筆の雲龍図と鳴き龍でしょう。

雲龍図は毎回感動しますね。
さすが探幽です。

鳴き龍は特定の場所で柏手を打つと、
独特の反響音が聞こえてきます。

不思議ですよね。
こういう音が鳴るように設計した職人達の技術力は感嘆します。


【唐門】




続いて聚楽第の遺構とされる国宝の唐門。














いつもは近づけない唐門の間近で唐門を堪能。


【石柱】


史跡名勝大徳寺方丈庭園と記されていましsた。


【境内】



【渡り廊下】





【庫裏】







【御朱印】


書き置きですが御朱印対応されています。

これにて特別拝観終了。

素晴らしい体験でした。

因幡堂 平等寺(2023年5月1日参拝)

2023年07月29日 | 洛陽三十三所観音霊場


今日は家族と美味い飯を食いに京都市内へ。
その前に近くの平等寺に寄り道。

こちらも久しぶりの参拝となります。

<2015年10月10日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/s/%E5%9B%A0%E5%B9%A1%E5%A0%82


所在地:京都府京都市下京区烏丸通松原上る因幡堂町728
宗派:真言宗智山派
御本尊:薬師如来
創建:長保5年(1003)
開基:橘行平
札所:京都十二薬師霊場会、京都十三佛霊場、洛陽三十三観音霊場


【不明門】


車は短時間であれば平等寺の塀沿いに停めても大丈夫です、多分。


【本堂】




狭い境内ですが癌予防にご利益があるお寺として有名です。


【子授け地蔵菩薩】



【人形】



【賓頭盧尊者】



【馬頭観音菩薩】



【観音堂】



【御朱印】


豪快な筆使いがたまりませんね。


【矢尾定】


評判が良いお店で初来店ですが楽しみです。




店内はなかなか良い雰囲気です。




ぐじ定食2050円也。

写真だともうちょっと大きいと思っていたので、
実際はちょっと小さいなという印象。

まぁ、ぐじは高級魚ですから仕方ない。
でも味はとても良かったです。

他のメニューも美味しそうなのでまた訪れたいですね。

https://www.yaosada.com/gohandokoro

空也の滝・八大龍王(2023年4月22日参拝)

2023年07月26日 | 旅行・その他
愛宕神社と月輪寺の参拝を終え、
前回疲れすぎて断念した空也の滝を見に行くことにした。

どうやら友人は滝行に興味があるらしく、
もし滝行が出来るなら空也の滝でやりたいとか。

でも事前に調べてみると滝行は京都報恩講社明光会に申し込み必要で、
初心者は5月から10月までの期間限定らしい。

HPはこちら。
http://gallerymorningkyoto.com/MC/enyu/toiawase.html


所在地:京都府京都市右京区清滝月ノ輪町
拝観料:無料
駐車場:無し


【月輪寺登り口】



【石段】


登り口とは反対側を進んで行きます。








川沿いを軽く登って行きます。

前回はこの辺りで断念した。(苦笑)


【石仏】



【滝】





【石段】





【小川】



【鳥居】




こんな所になかなか立派で比較的新しい鳥居がありました。


【狛犬】





【寺覚院】


こんな辺鄙な場所に建物が3軒ほどあったのが驚き。

どうやら宗教法人のようですが、
調べてもよく分かりませんでした。

まぁ、こんな所に一般人は住まないよな。


【 圓融両部神道聖法宗】


もう一つ宗教法人。

文部科学大臣所轄単位宗教法人。
高野山に行く途中にある花坂不動尊は圓融両部神道聖法宗の和歌山支部。

こんな場所と和歌山が繋がるとは。


【両部神道】
両部神道とは、仏教の真言宗(密教)の立場からなされた神道解釈に基づく神仏習合である。


【注意書き】


マムシ注意。

うん、ここはいるでしょ。(^^;


【石段】



【倒木】




かなり荒れています。
2018年の台風の被害だろうか。


【石段】


もうすぐ空也の滝に到着のようです。


【鳥居】




あれが空也の滝か。

なかなか良い雰囲気の滝です。






鳥居の下には不法侵入しないように鎖で封鎖されていました。


【空也の滝】






滝行にはちょうどいい水量ですが、
残念ながら時期が早く滝行は不可。

やりたい人は予約してくださいね。
あくまで個人所有の土地と滝なんで。


【八大龍王・狛犬】



【石柱・石仏】



【不動明王】





【役行者】




これにて空也の滝の見学終了。

京都市内でこれほどの滝を見られたのは良かったです。


【月輪寺駐車場】


今は停められないようになってました。


【東海自然歩道】






細い平坦な道を歩いて有料駐車場に戻ります。


【風景】





【清滝川】



【ますたに】


場所は銀閣寺近くにある有名ラーメン店で、
一度は食べたいと思っていたお店。

15時半に到着しましたが、
16時に閉店しちゃうので危なかった。

ラーメンは京都でも有名店なんで美味しかったです。

ちなみに無料駐車場が3台分あります。
探してみてくださいね。

これにて本日の参拝全て終了。

登山は単独より友人とアホな話をしながら登ると楽なのが分かりました。(^^

月輪寺(2023年4月22日参拝)

2023年07月26日 | 法然上人二十五霊場
愛宕神社参拝後は下山するわけですが、
当然ながら月輪寺ルートを選択。

このルートの方が登山らしいし、
月輪寺の参拝はMUSTですからね。

しかし他の多くの参拝者は元の愛宕神社表参道ルートで下山していく。
これは実にもったいないけど、
月輪寺ルートだと下の駐車場まで余計に歩く必要があるから仕方ないか。


<2016年6月11日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/418cf0fedc6d26985c210355da83158e


所在地:京都府京都市右京区嵯峨清滝月ノ輪町7
宗派:天台宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:(伝)大宝4年(704)
開基:(伝)泰澄
札所:法然上人二十五霊場


【縁起】
法然上人に帰依した九條兼実公の隠棲の地であり、
上人もこの山荘にきてしばしば説法されたのである。

上人73才のとき元久2年(1205)
この庭園の橋を渡られるとき頭光を現じ、
虚空を蓮の花を踏んで歩かれる奇端を兼実公が見て、
五体を投じて拝したという話が伝えられている。

この寺は光仁天皇の天広元年(781)慶俊僧都の開創であり、
空也上人が中興となっている。

また宝暦年間(1751~1763)建立の三祖堂と称する堂宇があり、
法然上人、空也上人、兼実公の像を安置している。

開創の際、地中より掘り出された鏡に月輪照臨の詞が記されていたので、
それにちなんで月輪寺と命名されたと伝える。


【神門】


愛宕神社の神門です。


【石段】



【稜線道】


石段を降りきって左手のルートを進みます。


【風景】


すぐにちょっとした休憩ポイントがあって風景を楽しめます。

ここから月輪寺まで40分から50分かかります。


【参道】














このようなルートをひたすら歩いて行きますが、
愛宕神社表参道の階段より断然こっちの方がいい。




荒天で登山ルートが荒れていたら下山禁止になりますので、
ご注意ください。




今回も40分ぐらいで到着。


【風景】



【石楠花】



【本堂】







【石楠花】





【三祖師堂】



【売店】


御朱印は置いていませんでした。


【親鸞聖人像】



【宝物殿】


土日は管理の関係で開けていないのは変わっていない。

月輪寺は土砂崩れがあり境内の整備も資金不足でままならないとか。
檀家も参拝者も少なく資金が必要であるなら土日祝こそ開けないと。

限定や月替わりの御朱印を出して少しでもお金を落としてもらう努力をしないと、
このままだと由緒ある月輪寺も廃寺になっちゃうこと危惧します。


【風景】



【参道】








石段の段差が高いので膝にきます。
でもこっちの方が登山らしいルートです。


【石仏】



【月輪寺ルート入口】


これにて愛宕神社と月輪寺の参拝終了。

この後は前回行けなかった滝を見に行きます。

愛宕神社 其の二(2023年4月22日参拝)

2023年07月24日 | 神社
愛宕山の登山を終え社務所に到着。


【社務所】


社務所の近くにトイレはありますが、
超絶汚いし手洗いもありませんのでご注意ください。


【風景】


風景を見ながら軽く昼食。
サンドウィッチと珈琲は格別であった。


【桜】








参拝再開。


【表参道】




最期にトドメの石段が待ってます。






ハァハァしながら頑張って登る。


【鳥居】





【亀石】



【神門】



【稲荷神社】



【石段】



【石柱】


登り過ぎ案件。(笑)


【社殿】







【若宮社】





【奥宮社】



【御朱印】




火迺要慎の御札も購入し愛宕神社の参拝終了。

愛宕神社 其の一(2023年4月22日参拝)

2023年07月22日 | 神社
本日のメインの愛宕山登山と愛宕神社参拝をするには、
清滝川沿いにある有料駐車場に停めるのが便利ですが、
愛宕念仏寺から恐怖の心霊スポット清滝トンネルを通る必要があります。

このトンネルは曰く付きで深泥池と共に京都で一二を争う怖いところで、
絶対通りたくないのですがここを通らないと行けないからきつい。

前回通った時はオレンジ色の薄暗いトンネルでマジで怖かったが、
今日通ってみると白色LEDライトになっていて随分と明るくなって、
怖さは随分と薄らぎましたね。

しかしLEDライトに交換する工事を施工した業者の皆さん怖かっただろうな。(^^;
何事も無ければ良いが。
お疲れ様でした。

さて、有料駐車場に到着し友人と合流。
ちなみに土日は1200円に値上がりしてました。

いよいよ約7年振りの登山と参拝開始。


<2016年6月11日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/84a4d01434d23b23d63cfa72cd3fa1c0

https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/ef71b95ab9406ce83d73ace9ec82850f


所在地:京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1
主祭神:伊弉冉尊・埴山姫神・天熊人命・稚産霊神・豊受姫命
創建:大宝年間(701-704)
社格:府社、別表神社


【由緒】
当社は全国に約900数える愛宕神社の本社として、
京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座する。

古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、  
その創祀年代は古く愛宕山神道縁起や山城名勝志白雲寺縁起によると、
大宝年間(701-704)に修験道の祖とされる役行者と、
白山の開祖として知られる泰澄が朝廷の許しを得て朝日峰に神廟を建立。

その後、天応元年(781)に慶俊が中興し、
和気清麻呂が朝日峰に白雲寺を建立し愛宕大権現として、
鎮護国家の道場としたと伝えるが正確な史実は不明である。

早くより神仏習合の山岳修業霊場として名高く、
9世紀頃には比叡山・比良山等と共に七高山の一つに数えられた。

神仏習合の時代には本殿に本地仏である勝軍地蔵、
奥の院(現・若宮社)に愛宕山の天狗太郎坊が祀られ、
境内には勝地院、教学院、大善院、威徳院、福寿院等の社僧の住坊が、
江戸末期まで存在していたが、明治初年の神仏分離令で白雲寺は廃絶、
愛宕神社となり現在に至っている。

尚、本地仏であった勝軍地蔵は神仏分離令の際、
金蔵寺に移され現在も大切にお祀りされている。


【清滝川】




有料駐車場沿いに流れる清らかな川です。


【鳥居】


駐車場から徒歩数分で登山口に到着。


【看板】




トイレは駐車場横で済ませておきましょう。


【表参道】






この辺りはまだ余裕です。


【看板】



【御神木】




まだ生きていました。


【火燧権現跡】




愛宕神社まで3.7キロ。
まだまだ先は長い。


【石仏】



【20丁目一文字屋跡】





【表参道】









【25丁目なかや跡】


最初の休憩ポイント。

前回は汗だくでめっちゃしんどかったけど、
友人とアホな話をしながら登ってると不思議としんどくない。(^^


【表参道】





【大杉大神】




うわ、残念ながら倒木の無残な姿になってました。


【風景】


登り始めてようやく風景が見られました。


【看板】


やっと半分。


【表参道】



【風景】



【表参道】









【看板】







【表参道】





【看板】





【ハナ売場】




残り1キロ。


【風景】



【表参道】









【黒門】




ここまで来たらもうちょっとです。




この石は踏んでいいのだろうか。


【表参道】






登山はここで終了。

体力は前回より落ちてるはずなのに、
今回は楽しく登れました。

単独より複数人で登る楽しさ、良さを感じた今日この頃。(^^


いよいよ愛宕神社参拝ですが続きは次回へ。

愛宕念仏寺(2022年4月22日参拝)

2023年07月14日 | 仏閣
今日は友人と超絶久しぶりに京都の愛宕山登山と参拝です。

愛宕山を登り愛宕神社まで参拝した時に、
階段ばかりの登山道に辟易し二度と登らないと誓ったのですが、
友人がどうしても登りたいというので嫌々登ることに。(号泣)

前回登った時はマジでしんどかったけど、
これも友情の為ですから仕方ない。

集合時間の前に我が歌姫倉木麻衣の名曲「花言葉」のMVの撮影地である
愛宕念仏寺へ聖地巡礼です。

愛宕念仏寺も久々で約11年振りの参拝となります。

<2012年3月24日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/adb3287793f2da015721344ae5454df3


所在地:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
宗派:天台宗
御本尊:千手観音
創建:8世紀中頃
開基:稱徳天皇


【縁起】



【鳥居】


愛宕神社の鳥居でこの辺りの雰囲気は最高です。
11年経っても良い意味で全然変わっていない。(^^


【仁王門】



【仁王像】





【千二百羅漢】






1950年代には京都一の荒れ寺と言われるほど荒廃していたが、
仏師西村公朝が住職となり復興を目指し、
その志を同じとする参拝者により羅漢が奉納され、
現在は1200躰もの羅漢が安置されているそうです。

西村公朝は青蓮院にて授戒得度し公朝の戒名を授かった偉人です。


【宝篋印塔】



【三宝の鐘】





【千二百羅漢】



【ふれ愛観音堂】





【地蔵堂】



【本堂】





【千二百羅漢】







【多宝塔】







【千二百羅漢】















【石塔】



【虚空蔵菩薩】



【千二百羅漢】









【弁財天】



【鎮守社】



【石仏】





【滝】



【千二百羅漢】











【ロケ地】



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狸谷山不動院 其の二(2023年4月10日参拝)

2023年07月10日 | 仏閣




肛門の限界突破を何とか回避し、
ようやく本堂の拝観開始。

永かった。

本堂内部は全て撮影禁止でお見せ出来ないのが残念ですが、
こちらの本堂は外陣じゃなく内陣に入って身近に御本尊を拝めたのが非常にいい。

眉毛が太めで力強い目力が印象的。

まさに全ての魔を追い払うかのような不動明王様でした。


【ハイキングコース】




この先はお寺も無ければ景色も見れないそうです。


【鳥居】



【三十六童子巡拝道】






この先は奥の院があるそうですが、
スーツに革靴だし昼から仕事なもんで余裕で回避。


【神変大菩薩】





【本堂】








これにて本堂の参拝終了。
いろいろあったな。(^^;


【自動車祈祷殿】


先に停めた無料駐車場より下にあります。


【桜】





【お札】


御朱印をお願いしたらいただけました。


【御朱印】


これは買うしかないでしょ。


【昼飯】




京都の一乗寺はラーメン激戦区で天下一品の総本店や極鶏、ラーメン二郎等、
超有名店がたくさんある地域です。

しかしオッサンになるとそんな濃過ぎるラーメンは身体が受け付けないので、
珍しい白味噌ラーメンを食べに行ったが月曜日は閉まっていた。(号泣)

長浜ラーメン錦というお店に入って豚骨ラーメンと唐揚げ定食を食らう。

そんなに癖のある豚骨ラーメンではありませんが美味かったし、
揚げたての唐揚げも美味しゅうございました。

狸谷山不動院 其の一(2023年4月10日参拝)

2023年07月08日 | 仏閣
大満足の日向大神宮の次は本日のメインである狸谷山不動院へ。
約9年振りの参拝となります。

本堂の洞窟内におわす御本尊不動明王を、
間近で拝仏出来る特別拝観をやっているので久しぶりの参拝となった次第。

無料駐車場に車を停めいざ参拝開始。


<2014年2月11日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/e79a9372ff17972d548314e5d222948e


所在地:京都府京都市左京区一乗寺松原町6
宗派:真言宗
御本尊:不動明王
創建:昭和19年(1944)


【演技】



【寺号石標】



【優勝記念石碑】



【鳥居】





【白竜弁財天】













【鳥居】



【石段】




250段登る必要があります。


【七福神】





【石段】



【お迎え大師】




ヤバい、便意と尿意の同時攻撃がやってきた。(泣)

お大師さん、何とか耐えられるようにしてください。
なんちゅうお祈りやねん。(切実)


【案内板】





【弘法大師光明殿】





【お砂ふみ霊場】

















【石段】








本堂までもうちょっとです。

耐えろ私の肛門。(^^;
本堂に行けばトイレ直行や、我慢我慢。


【本堂】


階段のしんどさと便意と尿意に耐え到着。
結構ヤバかった。(^^:


【トイレの神様】


奇しくもトイレの神様がいらっしゃった。
ありがとう何とか耐えられましたよ。(^^

さて、本堂にあるであろうトイレに行こう。


【境内】


しかし本堂に行くにはまた石段を登って行く必要がある。


【宮本武蔵修行之瀧】











【本堂】



【恵比須・大黒天】



【女厄坂】



【本堂】


相変わらず見事な本堂です。


【狸】


ようやく本堂に到着。

しかし到着したのはいいがトイレは更に奥に行かなければ無いのですが、
10時から拝観開始で中に入れなくてトイレに行けない。(号泣)

くぅ~ここまで来てトイレに行けないなんて。
我慢の限界が近づいているが10時まではもうすぐだ。

しかし10時を過ぎてもお寺の関係者は誰も来ない。
え?今日は休みなの?

何でやねん。
そんなことは無いはず。

う~ん、もう限界は近い。
こんな所で肛門の限界突破はしたくない。(泣)

もう今日はここでトイレと参拝は諦めて近くの八大神社辺りのトイレに駆け込もう。
そう思って250段の階段を降りて駐車場に到着。

車に乗り込んだ時にバイクに乗ったお姉さんと車に乗った僧侶が到着。
僧侶にここの方ですか?拝観してますか?って泣きそうになりながら聞いたら、
はい、拝観してますよ、との回答。

良かった~何とか耐えられそうや。

でも、またあの250段の石段を登る必要がある。
わざわざ登らなくても下の八大神社に行けば楽なんだけど、
やっぱり本堂の洞窟で御本尊を拝みたいということで頑張って登りました。

そしてまた本堂に到着。
先ほどのバイクのお姉さんは事務員でした。

おい、遅刻してるんじゃね~。
月曜日の朝10時に参拝するのは珍しいからかも知れないが、
ちゃんと10分前に職場に到着するのは社会人の常識じゃねーか。

ちゃんと10時前に来てくれていたらこんな苦労と苦痛を味あわなくて済んだのに。

拝観料を支払い本堂奥にあるトイレに直行。

さすがに山にあるお寺だけあってトイレは和式のボットン便所でした。
今時まだボットン便所があるんだと思ったが贅沢は言ってられん。

境内で限界突破するなんて罰当たりなことは出来ないから、
耐えられて本当に良かった。

ありがとうトイレの神様。

えー、話しが無駄に長くなりましたので続きは次回。

日向大神宮 其の二(2023年4月10日参拝)

2023年07月06日 | 神社


外宮と内宮を参拝後、
参道を歩き天岩戸へ向かいます。


【休憩所】



【天岩戸】




これが天岩戸のようです。
一瞬、陶磁器の窯かと思いました。(^^;




中に入れるようです。
見てみると人工的に掘られたものですね。








出口付近に厄除けの神が祀られていて、
多くの厄除けの皿が置いてありました。

これは社務所で購入するのですが、
社務所が閉まっていたので買えず。

また御朱印もいただけませんでした。
それは次回の宿題としましょう。




出口はこんな感じ。

神秘的な雰囲気は皆無なのが残念。


【案内板】


登山ルートと伊勢神宮遙拝所へのルート。


【トレイルルート】


こちらはトレイルの道のようです。
勿論進みませんが。


【鳥居】


内宮前の鳥居から外宮へ向けて撮影したもの。


【祓所】



【境内社】










意外と境内社が多いですね。


【鳥居】


違う参道はちょっと暗い雰囲気。


【境内社】





【案内板】



【参道】




伊勢神宮遙拝所へ続く道ですが、
10分ほど歩く必要があるようです。

今回は昼から仕事なんで止めておきました。


【境内社】



【桜】








最後に駐車場前の桜を愛でて日向大神宮の参拝終了。

特に外宮の社殿の雰囲気が素晴らしかった。

何でもっと早く参拝しなかったのか後悔したよ。