カブールの日本人関係者の退去が上手くいっていないようだ。
輸送機3機を送ったが、結局誰も救出できなかった。
昨日は自爆によるテロが発生し、米兵もタリバンも多くの死者を出した。
テロ集団がタリバンだけで無いのがアフガニスタンの怖ろしいところだ。
この状況下で救出作戦失敗のまま輸送機は日本に戻ってくるようだ。
10日前には先遣隊も送っていたようだが、残念な結果だ。
そうは言っても自衛隊に無理難題を押しつけるわけにもなるまい。
悲観的予測が奇しくも当たってしまった。
政府は別の救出作戦を考えなければならない。
日本人とその協力者の命を守ることは政権の責務といえるからだ。
米国は8万人を救出対象者としていた。
7万8千人を退去させたらしい。
残った人々は日本人の救出対象者よりも多い。
彼らは今月末が期限としているようだからあと数日ある。
多少の犠牲は仕方ない、とはいかない。
日本政府はこの顛末を国民に報告する義務がある。
タリバンが日本人は有用だから残してくれと言った。
だからといって、日本政府がタリバンを政権と認めない以上残すわけには行かない。
日本政府の今後の対応に注目する。
それと同時に、残った人々の安全を祈願したい。
今月12日には大使館員12名が国外に退避している。
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