げんき

九時を過ぎたところで元気な声。

生意気な口調で孫たちが現れた。

連休最後の日、父親は仕事。

孫娘は今日も折紙の手紙をくれた。

『じいじ、しゅじゅつがんばってね。

だいすきだよ。』

孫息子は一番生意気な３年生になった。

こちらはゲームに夢中。

後からやって来た叔母ちゃんと対戦。

孫娘は今はピアノに嵌っている。

既に楽譜を見ながら弾くようになった。

しかし、聴かせてくれる曲は違う。

『アイドル』は聴いて覚えた曲。

先の発表会で第先輩の二人が弾いた。

すっかりお気に入り。

毎日のように練習しているようだ。

それに飽きると、私にリクエスト。

『ケロケロを歌って』という。

カエルの歌を歌うと、違うと言うのだ。

『筑波山麓男声合唱団』

私も喜んで歌う。

孫娘はケロケロと笑う。