海外に住む中国人を守る法規が9月に施行されるとのニュースがあった。
制定は先月で、国家安全保障の全体的な概念を実施し、国民の安全を守るそうだ。
『中国領事保護·協力条例』なるものだ。
建前は仕事や留学で海外に暮らす中国人を守ると。
勿論首謀者は習近平。
具体的な法規を読んではいないが、胡散臭い。
現在の中国での大きい問題、それは頭脳流出。
高学歴者を中心に中国の体制を嫌い、辟易した国民の海外逃亡。
これを阻止するための法律に違いない。
中国は各国に警察組織を構築したことが海外で問題視されている。
外国においてはその国の法律に従い、その国の警察が警察権を行使する。
この当たり前を覆す組織を中国は作った。
外国で暮らす中国人や元中国人を逮捕するのが目的だ。
そして外交官特権を行使して彼らを中国に連れ戻す。
怖ろしい国だ。
共産党政権下の中国では『安全』とは国民の安全ではない。
国家、すなわち共産党政権の安全が最重要なのだから。
そのためには『安全』『保護』『安全保障』などの一見良さそうな言葉を使い、その逆のことを平気で行う。
到底自由主義国家では許されないことが、平然と行われる。
私は中国が好きだ。
中国人が好きだ。
おおらかで、優しい中国人が好きだ。
しかし、中国共産党は嫌いだ。
個人の主義主張が認められない国は、嫌いだ。
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