古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
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アフリカの想い出

観察眼

2018-08-15 01:23:55 | 平和
私の観察好きは小さい頃からだと思える
いつかも書いたが私の記憶で一番古いのは3歳の時
幼稚園に入る前に母と二人で行った幼稚園の様子だ
姉の真似をして幼稚園にはどうしても行きたかった
ところが母は、多分意地悪なのだろうが、行かせないと言ったのだ
その言葉と講堂前で列を作って待っている親子連れが絵として脳裏に焼き付いている
幼稚園に入ってからのことも絵として残っている
クラスに馴染めなくぽつねんと座っている私
そのクラスにバラの花の絵が描かれたお弁当箱を白いハンカチで包んで持って来てくれた、まだ20代の若い叔父
叔父のかぶっていた帽子
お弁当箱は姉のお古で、恥ずかしくて仕方なかった
お弁当箱の上に乗っていた甘納豆入りの白い袋
その袋を手に持ち、クラスの子に少しずつ分けている私
クラスの机や椅子、木窓と透明ガラス
そうした絵がやけに鮮明に思い出せるのだ

しかし、記憶を絵で残せたのは小学校までで
毎日日記を書き出した5年生ぐらいからは文章に置き換えた

文章には色がなく、白黒の動画
観察は文字に化け、瞬間を切り取った鮮やかな絵から時間の流れの物語へと変わった
コメント
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