よしだルーム

吉田政勝の文学的な日々

本気をすてて釣りを楽しむ

2016-04-30 09:01:03 | 日記

 魚釣りは、楽しいことだが、魚を生かし殺す権利をもっている。
囲碁は上品な遊びだが、勝負を争う心を動かす。
してみると、何事かを喜ぶよりも、何もしない方が気楽である。

「菜根譚」より。

 釣り人仲間と同行すると、実にそれぞれの釣り人の個性が見えてくる。
大物狙い、数を釣りあげたい人・・・。
私はカメラで花を撮ったり、川縁の山菜を採ったりする邪道釣り人だ。
ま、そこそこ釣れればいい。渓谷美を見ながら川を歩き、お菓子を口にして、
快い疲労をおぼえて満足である。


 だから、私はヤマメが10匹でも30匹でも心はあまり動かない。仲間と競って釣る人がいる。良いポイントを求めて先に急ぐ釣り人もいる。私は「まだ、ここにヤマベがいるよ」と初心者に場所をゆずる。もし、先にいって釣っても、後から来る人のために、相当捕りこぼしてくる。笑~。この場合の「適当人間」の私が好きである。

 本気を隠しながら、趣味などは競う心を避けて楽しんでいる。「わたしは仕事ができる」と誇示する人がいるが、能力が伴わないと難しい仕事はこなせない。他の人にやらせたり、他人の仕事を盗んでくるのはうまくやっても、当人の仕事とは言い難い。自分の仕事は完ぺきを目指してやる。本を出版するときも、新聞記事を書くときも、数字や名前を絶対に間違えない。・・・しかし、趣味は本気をすてて楽しむ。これが私主義ですね。

山で裸女にあう

2016-04-27 19:32:31 | 日記

釣りに川を歩いていると「裸女」に会った。上流から流れてきたものか?。
先を急ぐ私は、裸女を無視して先を急いだ・・・。私は「山の女を釣りにきた」。


残雪残る川岸。私は山女(やまめ)を求めてきたのだった。


残雪はビクに入れれば「保冷剤」になる。この時期ならではの雪の利用。


↑山女の釣果である。これから5~6月と禁漁期間になる。
解禁の7月まで待つことで、さらに募る感情がある~♪

おしゃべりな人には気をつけろ

2016-04-23 05:53:10 | 日記

「おしゃべりな人間は、自分で自分の首をしめることになる。
 ことばは人を傷つけるし、取り消せない。よく考えて慎重につかいなさい」


   作家・井上ひさし氏が娘に話していたこと。

「お金やことばの使い方でその人の人間性がすべて見えてしまう」
 とも井上氏は言っている。


パンをもらった。愛もパンも同じ?

愛をほしがる人に愛はこない。見返りを求めない人に「愛がくる」。
パン屋の人に仕事で誠実につくしたら、帰りしなに「好きなパンもってきな」
と言われた。ほしがる顔してなかったのに。愛も贈り物もあげたい人にくる。

君の心は輝いているか!

2016-04-15 04:41:44 | 日記
人間は「観た目が大事」と思う。異議なしだ。
だが、その人と接していると、やがて内面が現われる。
何度も会いたくなる、話したくなる人とがいる。
心を磨くことで輝いてくる本が、これだ!。
宗教の教義ではない。古代中国の知恵だ。





ひとりの人間として生きてゆくには、一歩高い視点に立たないと、
まるで塵(ちり)のなかで衣を振い、泥のなかで足を洗うようなことになる。
どうして世俗を超脱できようか・・・。


内面から湧き出る「言霊」こそ、相手の心に届く。