![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/b4/f6ad5e8d2b42549571ff67ca3f57792b.jpg)
前回の旅は最後の最後でやっと晴れたんですよね~。
最終目的地、西原にあります「石川酒造場」さん。
面白いことに沖縄で度々経験のある友人→友人のバトンリレーがまたここでもありました。
とある友人に「これから石川酒造場に行きます」と話したところ
「大学の同級生がいますよ」って事で連絡して下さり。
わ~またこんなとこでも繋がってるよ~と驚きと感激。
新たな出会いに胸躍らせながら訪ねてみることに。
事務所入り口には大きな甕がお出迎え。
石川酒造場さんといえば何といっても甕仕込泡盛ですよね。
そんな石川酒造場さんならではのお酒造り、じっくり見学させて頂きました。
事前に見学の予約メールのやりとりなどをさせて頂いていたSさん。
そのSさんと友人が同級生だったとはホントにびっくり。
ご挨拶をしSさんに案内して頂きましたよ。
ずらりと並んだ仕込み中の甕。
白ワインのような爽やかな酸味を感じるモロミの香り。
わぁ~なんて素敵な香りなんでしょう・・・。うっとり。
甕仕込ならではの工夫された道具も中々面白く。
モロミの温度調整をする為の冷却装置のようなものが二本入っています。
冷水を通してモロミの温度が上がり過ぎないようにするのですね。
以前、違う酒造所さんで見た冷却機はうずまき状になったステンレスのチューブを
そのままズボっと大きな仕込みのタンクに入れていたのですが
甕仕込みだとひとつひとつの甕に対して温度管理をしなければならないので
かなりの手間が掛かりますね。
大変な作業です。
そしてこちらは石川酒造場さんのオリジナルの道具で
麹を甕に仕分ける為のもの。
何やら四分割になっていますが。
どうやって使うのかと言いますと、この四つの仕切りに麹を入れまして
甕の上に吊り下げ、甕の中に麹を落としていく仕組みらしいです。
ほら、下に穴が開いている。
中々考えましたねこの道具。
二列に並んだ甕に四つなら一気に麹を入れられますもんね。
それでもかなり手間が掛かりますけど・・・。
こんな丁寧な作業をされているなんて。
関心しっぱなしです。
つづく。
那覇に赴任したての頃、知人宅のパーティで床下貯蔵酒をいただいたこともありますよ。
あの頃は、今以上に古酒に関して無知だったので、
ただただ、美味しいと思っただけでした。
惜しいことしたな~
お知り合いに古酒を育てている方がいらっしゃったなんて羨ましいかぎりです☆
中々自宅で本格的な古酒を造るとなると
それなりの甕やら、仕次ぎやらで手間ですが
その分なんとも言えない味わいの古酒になるでしょうから、やっぱり育ててみたいなぁと思う今日この頃・・・。
その前に親酒をどちらのメーカーさんの泡盛にしようか悩み中です(^0^;)
どうしても「泡盛はキツイ」ってイメージが先行してしまいますよね・・・。
確かに度数の高いものもあるのでそんなイメージがついてしまいがちですが。
基本、沖縄では泡盛を水割りで飲むことが多いようです。
私の場合、沖縄での泡盛のイメージは
「水で割って、ゆっくり長く飲む酒」って感じです。
沖縄で泡盛を飲むと夜がとっても長くなります(^0^;)
それには楽しい会話がつきものですけどね♪
一口に「泡盛」と言いましても色々なタイプの物が今ではありますし、お店によって置いてある銘柄も違うでしょうし、嗜好の違いもあるかと思いますが。
水割りにシークヮーサーの原液を垂らしてみるとさっぱり頂けますし
無糖のコーヒーで割ると泡盛の甘さが引き立ってコーヒーキャンディーのような味わいになり
飲みやすくなります。
色々試されてお好きな飲み方を見つけて
泡盛のファンになって頂けると嬉しいです☆