ニライカナイへの憧れ

沖縄への思いを自分なりに綴った日記

泡盛酒造所巡り~津嘉山酒造所その1~

2012-02-06 | 泡盛

オリオンハッピーパークを満喫し
意気揚々と次なる目的地「津嘉山酒造所」へ向かったのでありますが・・・。

ナビ通り進んでみたものの、え?どこだ??全然わからん!
ナビは「目的地周辺です。音声案内を終了します。」の一点張り

ん~この辺であることに間違いはないのだが
少し銀行のPをお借りし、歩いて探してみることに。
酒の匂いを頼りにウロウロしてみましたが、雨のせいか?全然匂いもしない。
おぉ困った
ローソンで聞いてみるか。

しかし店員のお姉さん「知りません」と一蹴
ハッピーパークから5分以内で到着出来たはずなのに・・・。
雨も強くなってきたし、諦めるか?と思ったその時!
名護市観光協会を発見!!
ここなら絶対に教えてくれるはず
伺うとアッサリ「この裏道をまっすぐ行ったらありますよ」とのこと。
念のため地図を頂き、教えてもらった通り歩くこと2~3分。

ふ~
到着しました。
国の重要文化財にも指定されている「津嘉山酒造所」さん。



歴史を感じます。

重々しい雰囲気を想像していたのですが
とってもあけっぴろげで田舎のおじいちゃん家みたいでした

中へお邪魔し、一番座で作業していたにぃにぃに声を掛けると
「はいは~い」と快くご対応下さり、作業場を案内してくれましたよ。

建物保存の改修工事がこれから本格的になるそうで。
「その前に見学に来れてラッキーでしたね~」とおしゃべり好きなにぃにぃ。
まずは一番奥にあるステンレスタンクを見せて頂きました。



大きい酒造所ではないのでステンレスタンクも小ぶりです。

昔は作業を始めると付きっ切りになった為
ロフト(屋根裏)があってそこに寝泊りしていたのだとか。




こちらは壁に記されてあった屋号。



これも改修工事で取り外されるそうで。
貴重な一枚

こちらは古酒が眠る甕。
メイプルシロップのようなあま~い香りが



津嘉山さんの甕貯蔵の泡盛は甕ごとに番号があり
それぞれの甕の性格が味わいや風味の違いを生んでいるようです。
ブレンドして出荷されることの多い中で、甕ごとに出されているとは興味深い。

酒質を一定に保つことも大切ですが
一期一会の出会いもおもしろいと思いませんか?
何号の甕がウマイと知っている玄人さんもいらっしゃるのでしょうね。

こちらは蒸留機。



小ぶりな蒸留機ですね。縦型です。
奥に見えるレンガは冷却槽。
その奥にはお風呂があったとかで、冷却槽で温まったお水を
お風呂にリサイクルしていたそうですよ。

もろみ粕はフールで飼っていた豚の餌に。
上手に循環されていたのですね

泡盛を瓶に詰める充填機。



昔ながらの手作業で充填されています。

充填が終わると・・・



このトンカチでトントンと蓋を閉めるそうです。

ラベル貼りもこの木の台を使ってひとつひとつ手作業。




いやいや素晴らしい。

案内してくれたにぃにぃは元々、都内のレストランで働いていたそうなのですが
その時出会った國華の旨さにビビビ!と衝撃を受け
惚れこみすぎて、いつの間にか津嘉山酒造所の門を叩いていたのだとか。

惚れるのわかります。

その2へつづく・・・


 

 



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2 コメント

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Unknown (ken)
2012-02-10 07:26:48
kukuruさん、ご無沙汰してしまってすみません。
行ってきました。
オリオンの工場に寄るつもりだったのですが、
桜と名護ハーフマラソンと日ハムキャンプの為、
許田付近が渋滞(・_・、)
諦めました。
少しずつ土産話アップしますので、また寄ってみてくださいませ。
気温22℃の島から、5℃の内地へ戻ってきて、
少し風邪気味です(笑)
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kenさん (kukuru)
2012-02-13 18:31:28
こんばんは(^-^)
kenさんのお土産話楽しみに待ってました☆
こちらに戻ると、気温もそうですが
なんとなく心が風邪をひいた状態になりますよね。。。
埼玉はまだでーじひーさんです(><)
沖縄へ行きたくなりました。
お大事になさって下さいね。
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