上原酒造所見学、前回の続き
回転ドラムで蒸したお米に黒麹菌を散布した後
こちらの三角棚で製麹(せいきく)します。
麹を造るのですね。
製麹の際もマイナスイオンのシャワーを麹に浴びせています。
そして仕込み。
麹をステンレスタンクに移し発酵させます。
ここでなんと!?
もろみの撹拌をさせてもらいました
「女性が撹拌すると美味しくなるなるから沢山混ぜて」
なんて冗談を言われながら
私が撹拌した泡盛はいつも以上に美味しいはず??
もろみはクエン酸たっぷり。
健康にもいいです。
試飲させて頂きましたが酸っぱ美味しかったですね
このうずまき状の管に水を通し、それをステンレスタンクに入れて
もろみの温度を調整するのだとか。
そして蒸留。
上原酒造さんの単式蒸留機。
メートルボックス。
こちらは蒸留した後に残ったカスのようなものなのですが
匂いを嗅ぐとメチャクチャ臭いんです
でもこれが結構大事だったりするんですよね
蒸留後、ステンレスタンクにて貯蔵をします。
一時の泡盛ブームから、芋焼酎ブームに代わり
眠っている時間が長いタンクもあるそうですが
でもその分、泡盛ファンにとっては美味しい古酒となって出荷される日が楽しみでもあるわけで。
日夜美味しい泡盛を造る為に研究されていらっしゃる上原酒造さん。
毎日研究の為に飲み過ぎて、帰る頃にはヘトヘトになるとおっしゃっていました。
電子技法で造った酒は二日酔いになりにくいそうですよ。
確かに上原さんの泡盛は飲み口もスッキリで、飲んでいて身体にいい感じがします。
いやはや。
何から何まで見せて頂き、とっても勉強になりました
大変な思いをして行った甲斐がありました。
今回の泡盛酒造所見学は4軒でしたが
泡盛の奥深さを改めて学び、益々泡盛が大好きになりましたし
今後の勉強にもいい影響になりました
やはり、その場に足を運ぶ事が一番大事ですね!!
ルンルンで下り坂を走って帰りました~
今回の自転車移動で最も厳しい道程でした
自力では到着が危うかったと思います・・・。
忠孝酒造でお世話になったこころさんの地図のお陰で無事到着出来ました
酒造所巡り、最後となる4軒目は糸満の上原酒造所さん。
私の自転車を見て「どこから来たの!?」と驚かれていました
一人での見学にも関わらずとても歓迎して下さり楽しい見学がスタート
上原酒造さんの特徴は泡盛業界初の「マイナスイオン技法」を取り入れているところ。
案内して下さった方のお話しひとつひとつがとても興味深く勉強になりました。
蔵の床下ですが。
敷地内10数カ所に炭(炭素)を埋めているそうで
弱った土地自体がマイナスイオンで甦り活性化するのだとか。
え!?土地から??とビックリ
そしてこちらは電子供給装置
台の上に乗っているのは原料のタイ米です。
アンテナみたいなのがブスブス刺さっていますが
お米にも直接電子をチャージすることで酸化を弱め
鮮度保持の作用が増大するのだそうです。
台の上にはキャベツやカーテンのような布までも置かれていて。
「何でキャベツなんですか?」と聞くと
「あ~これは私物なんだけど、置いておくと美味しくなるから」と。
布は製麹の際に用いる布のようで、何でもこの台に置いておくといいそうです
マイナスイオンをたっぷりチャージしたタイ米は回転ドラムへと移されます。
洗米、浸漬(米に水を吸わせる)、水切り、蒸しの作業をこの回転ドラムで行います。
丁度お米が入っていました
洗米にもマイナスイオンをチャージした水を使っており
それによりお米の残留農薬も除去できるそうですよ。
凄いですね
上原さんは洗米だけでなく、仕込み水、割り水等全ての工程で電子水を使われているそうです。
マイナスイオンに興味が出てきました
そして、蒸した後のお米に散布するのが
泡盛を造るのに重要な役割を果たしている黒麹菌。
冷蔵庫から出したての黒麹菌を見せて頂きました。
各酒造所ではこの県内の同じメーカーさんの黒麹菌を大体使用しているそうです。
次の工程へ行きたいところですが・・・
つづきはまた後日おまけ
本日から17日まで、新宿の京王百貨店では『沖縄展』が開催!!
イートインコーナーでは今年も楚辺そばさんが出店
レッツゴー京王百貨店
「くぅーすの杜 忠孝蔵」見学のつづき
地下へ続く階段を下りると、ずらりと並ぶ一升瓶!
「THE OWNERS」という古酒の預かりサービスをされていまして
忠孝原酒44度1800mlを基本5年(最長10年)こちらで貯蔵して頂けるそうですよ
お祝いや記念に是非とも利用したいですね
それにしても忠孝さんの甕は芸術品ですね。
オリジナルショップはまるでアートギャラリーのよう。
最後にお楽しみの試飲コーナー
予め水割りでも用意されているので沢山の種類を試飲できますね
素敵な工夫です
泡盛初心者の観光客の方も、泡盛ベテランの地元の方も
くぅーすの杜へ訪ねたらテンション上がること間違いなし
色々な体験も開催されているようなので今後も要チェックですね
そして、KさんからこちらのUさんを訪ねてみるといいよ~と伺っていたので
見学の案内をして下さった方にUさんがいらっしゃるか聞いてみた所
一番最初にご対応して下さった方がUさんでした
改めて自己紹介や、紹介して下さったKさんの話しなどで盛り上がり
またこちらでもいちゃりばちょーでー。素敵な出会いが!
次の目的地の話をすると、道がとても分かりづらいとのことで
ご丁寧に地図まで書いて頂き
的確なUさんの地図(ママ目線のレディースクリニックや保育園の目印が分かりやすかったです)
のお陰で無事到着することができました。
改めてUさん、その節はありがとうございました
今後とも宜しくお願い致します。
泡盛酒造所巡り、3軒目に訪ねたのは忠孝酒造さん。
今年1月にOPENしたばかりの「くぅーすの杜 忠孝蔵」は空港から車で約10分。
とても広くて綺麗な施設でした
11時~の回の見学開始時間より早く到着してしまったのですが
「すぐにご案内できますよ」と大変親切にご対応頂きました
まずはDVDで忠孝さんの歴史や泡盛の製造工程などを学び。
その後、蔵の中を案内して下さいました。
まずは手造り泡盛工場。
本島では唯一の地釜蒸留などの特徴があり
1回の仕込みで一升瓶60本分しか造れないのだとか。
そんな希小な泡盛、飲んでみたいですが販売はもう少し先?
楽しみですね! ←これはこちらの手造り工場で仕込んだばかりのもろみ。
次に隣の建物へ。
忠孝さんと言えば「忠孝南蛮荒焼」ですよね。
職人さんが小さい甕から大きい甕までひとつひとつ丁寧にろくろで造っていらっしゃいました。
思わず息をのむほどの緊張感・・・。
素焼きの甕に適した土選びやブレンド、粘土造りも全て自社で行っているそうです。
こだわりを感じますね。
乾燥後、ガス釜で焼くのですが最後に薪を入れると、甕に炎が当たった部分が
あの独特な色合いを産み、同じものが二つとない模様になるのだとか。
何だかとても感動してしまいました。
いつか私もこの甕で古酒を育ててみたいという夢が・・・。
そして、泡盛が眠っている木造古酒蔵へ。
高さ7mのステンレスタンクが並ぶ姿は圧巻です!
こちらでは古酒にクラシックを聞かせていましたよ
その2へつづく・・・。おまけ
そんな忠孝さんが試飲イベントをされているとのことで
昨日所沢西武へ行って来ました(昨日8日が最終日)
沖縄出身、東京営業所のイケメンにぃにぃが対応して下さり
試飲させて頂きました
43度古酒『迎恩』が大変気に入りまして購入すると
ミニチュアボトルをおまけしてくれましたラッキー!
今週から新宿京王百貨店開催の沖縄展にも出店されるとのことで
再会を誓ったのでありました
継世門から気分良くふらふら~っと自転車をこいでいたら
ユニークな建物を発見。
可愛いから写真を撮ろう~と思っていたら・・・。
偶然にもそこは。
次の目的地「瑞泉酒造」さんでした。
若干、フワフワ状態と言いますか。。。(酔っていたわけではありません)
ボケ~っとしていたので、偶然にも到着した事にハッとしてしまいました。
この辺りの街並みは本当に素敵で。
ひとつひとつが絵になる光景ですよね。
見学できる工場内部は3階建て(?)
最初は最上階でVTRを見せて頂きました。
最上階で仕込みをはじめ、作業の段階順に下におりて行く仕組みは効率的ですね。
瑞泉さんの単式蒸留タンク。
丁度、ボコボコと蒸留している最中でした。
蔵の中は瑞穂さんとはまた違った香りがしましたね。
またこちらでも色々と試飲させて頂きましたが。
「おもろ」の10年古酒が一番香りも味わいも深く
試飲とは言え、思わず唸るほどの美味しさでした。
そしてディスプレーされていた「びぎんのしまー」
発売当初、購入を諦めていたのですが・・・。
貧乏な私を見かねた心優しいPちゃんがいつの間にか発注してくれていました。
「今、注文中なんです」と見学の案内をして下さった方にお話しすると
びぎんのしまーの開発担当の方を呼んで下さいました
盛り上がってしまいましたね~
BEGINの3人とあーじゃない、こうじゃないと半年掛けて話し合いを重ねてきた工程を
熱心に説明して下さいました。
工場の案内よりも長い時間お話してしまいましたね
300本限定の受注発注品なのですが、実際にウチが注文したのは3月上旬。
もし出来あがっていたら持ち帰ろうと思っていたのですが。
お酒(中身)は勿論準備万端状態。
しかし、他のパーツが手作りなだけに時間が掛っているそうで。
詳細はまた現品が到着後に紹介したいと思いますが
担当の方のお話を聞いて、嬉しさなのか興奮なのか感動なのか。
笑いながら涙が沢山出てしまいました。(本当に凄い内容だったのです)
1本の泡盛にこれだけの想いが詰まっているのかぁ・・・と。
私的には¥31500は高いな。。。と思っていたのですが
実際にこの値段では不可能な商品である事を伺いました。
各メーカーさんがBEGINのお祝いの為なら~と努力して下さったそうです
びぎんのしまーにまつわる話は尽きませんでした。
益々BEGINが好きになったし、開発に携わった方々の想いに胸が熱くなりました。
ああ、足を運んで良かったなぁ。
ここでしか聞けない貴重なお話を沢山聞けて本当に幸せでした
びぎんのしまー。改めて到着が楽しみに・・・。
儀保駅は眺めがいいですね~
遠くに海も見えました
駅のホームから同じ高さの目線で首里城も。
ん~ずっと眺めていたい。。。
さて、また自転車に乗り換えて。
次に向かったのは咲元酒造さん。
お!こんな所に?という場所にありました。
今回工場内の見学はタイミングが悪かったようで
残念ながらお断りされてしまいました
ゆっくり時間をかけて低温発酵させるもろみの仕込みと
最小限に抑えた濾過により油成分を多く残すことが特徴の咲元の酒。
是非ともお話しを伺いたいところでしたが。
また次回、改めて見学させて頂こうと思います
咲元酒造さんから自転車を走らせること数分。
途中、首里そばのいいダシの香りに鼻をクンクンさせながら・・・。
看板銘柄「時雨」でお馴染みの識名酒造さん。
とても静かな場所にあります。
こちらも残念ながら見学不可とのことで。
とびこみもご迷惑かと思い、外からの様子だけ。
戦火を逃れた150年ものの日本最古の古酒を一目見てみたかったのですが。
次回は知人に頼んで見せて頂こうと思います
それにしても、この時期自転車で散策するのは気持ちいいな~。
私のように美栄橋から首里まで上ってくるのはオススメできませんが
首里にもレンタサイクル屋さんがありましたので。
ゆいレールで来て、自転車借りて散策するのは楽しいと思いますね。
次の目的地に向かう途中、突如門が。
首里城の裏手は来た事がなかったので
継世門は初めて見ました。
新発見!
今回の旅の目的、泡盛の酒造所見学。
4月から本格的に泡盛の勉強を始めましたが
やはり講習やテキストだけでは吸収が悪く。
実際に自分の目で見てお話を聞く事が何よりも勉強になると思い
急遽思い立って沖縄へ飛んで来たのでした。
6軒の見学が目標でしたが、諸事情により4軒になりました。
最初に訪ねた酒造メーカーさんは瑞穂酒造さん。
『古酒は沖縄の宝もの』
創業嘉永元年(1848)首里最古の蔵元さんです。
見学をさせて頂くのは天龍蔵。
中へ入ると泡盛の甘い香りがしました。
瑞穂さんの歴史や泡盛の製造工程などのVTRを見せて頂き
その後、担当の方が色々説明して下さいました。
まず驚いたのが、床下に埋め込まれた38個の地下貯蔵タンク。
蛍光灯が写って見えるのが泡盛です。
雨や人が歩く振動で古酒が育ち、また温度も一定に保たれる利点があるのだとか。
担当の方が「この中で一度泳いでみたい~」なんておっしゃっていました。
杜氏の方に「死ぬからやめれ~」と言われたようですが。
ん・・・私も泳いでみたい。。。
奥にはステンレスタンクもありましたが
約300年前のシャム南蛮甕で育てた古酒がかなり気になりました。
「那覇市泡盛百年古酒熟成事業」というのにも取り組んでいらっしゃって
ロマンを感じましたね~。
焼酎で寝かせば寝かせるほど美味しくなるのは泡盛だけですから。
古酒はやはり沖縄の宝物です。
戦争で多くの古酒を失ってしまった事も本当に残念です。
益々古酒に魅力を感じるようになりました。
お楽しみの試飲タイム!
※自転車とはいえ、酒酔い運転だと罰則があるようなので。
舐める程度に・・・。
熟成年数や度数にによっても違いがやはりありますが
常圧・減圧の蒸留の仕方によっても味わいが変わってきますね。
わ~それにしても楽しい~♪
何で今まで造所見学してこなかったんだろう・・・。
そっか、私ドライバーだったからだ。。。
見学だけでも楽しいし勉強になるけど、やっぱり試飲もしたいですからね。
油断していたらもう発売開始してしまいました
BEGIN20周年記念泡盛
「祝い古酒 びぎんのしまー」(瑞泉酒造株式会社)
20年古酒をベースにしたオリジナル島酒です。
想像していたよりも凄い!!素敵なデザイン
アルコール度数43度 容量1500ml
300本限定でお値段¥31500(送料込)
欲しいですよ・・・
欲しいけど。。。。。。
ちょっと手が出せませんね。
しまー1本で沖縄行けちゃう
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乙 瑞泉 古酒43° 1.8L |
瑞泉酒造(株)北那覇 | |
まだ我が家の車は朝カチコチに凍ります・・・

身体を温めるしょうがの商品が今シーズンは本当によく出ていますね

久米仙からもしょうがを使ったリキュールが出ていましたよ。
「しょうが仕上げ うめー酢泡盛」

梅酢やりんご酢も入っていて身体に優しい、そして美味しい。
ソーダで割っても良しですが、この時期はお湯割りがオススメ

昨夜は私もお湯割りで頂き、ポカポカ温まって良く眠れました~。
心もポカポカになる可愛いラベルは“アリカワコウヘイ”氏のデザイン。

新都心の循環バスのデザインも彼が手がけられていましたよね

MAYA MAXXに似たタッチで私は彼の作品が好きです。
そして!やっとこの時期が!
わざわざ銀座のわしたショップへ行かなくても手に入ります

沖縄の春、到着!!

「アサヒオリオン」から今年もいちばん桜の発売開始です

昨年はコンビニ限定販売でしたが、今年は他業種で販売されるようですよ

“アサヒ”オリオンってのが本物のいちばん桜とラベルも少し違ったりするし
何となく私の興奮をいつも若干冷めさせる部分ではあるのですが

でも、この華やかなラベルがお店に陳列されているのを見ているだけで幸せな気分になります

勿論、見ているだけでは済まないんですけどね~。

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癖になるおいしさ『しょうが黒糖50g』 |
沖縄ちゅら企画 | |