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否応なしに迫る現実

2011年03月19日 | Weblog
会社の工場は相馬市の新地にあり海から1キロ程しかない。


ある電機メーカーに勤めていた叔父と話しているとやはり東北地方に基盤を作っている工場があり

相当な被害を受けていると言う。

ここ数日父といろいろな話をした。

東電に勤めていた父の友人は停電の際のシステムをプログラムしていた人物だったと言う。

その時はまさかそのプログラムを使うと思って作っていなかったという。

しかし、計画停電というその複雑なプログラムはまさに世界のどの国と比べてもまさに神業だと言っていた。

確かに日本を超える経済大国のアメリカでさえニューヨークのすべてが停電になってしまった。

そして原子力発電の研究者の友人から得た情報ではその後の対応はどうあれやはり地震後にストップしたということはすごいことだという。


否応なしに現実は迫ってくる。

淡々と大学院の入学案内が来て、4月3日から授業は始まる。

カリキュラムを見ると正直これだけのものを自分にこなせるのかと思うと汗が出てくる。

Q-ちゃんの留学のため、そして自分の勉強のため、もう待ったはなく池袋へパソコンを買いに行った。

電車が止まってもいいようにリュックをしょって歩きやすい恰好で行った。

帰ってからまずはQ-ちゃんのパソコンのセットアップをし、Jの最新i-podのためi-tuneをアップグレードし、

最後に自分のパソコンのセットアップをした。


この一週間、本当に色んなことを考えた。とても長い一週間だった。

まだまだ被災地の人たちは未来のことを考える状況にはとてもないと思う。


「知は力なり」


日本がこんな状況だから家族とともにいた方がいいならそれでもいいと留学先のお母さんからメールがあった。

私には何の迷いもなかったしQ-ちゃんも迷ってなかったと思う。

日本がこんな状況だからこそこれから先世界を学び、広い視野を持ち、様々な経験をし、大きな人間に育ち

これからの日本を支えていってほしい。

そして何より、日本であったことをたくさん話してそしてアメリカの人たちからも様々な経験を聞いてたくさんの勇気が持てる

強い人間になってきてほしいと思う。


知はたくさんの人を救う。

そう信じて私も頑張りたいと思う。


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