五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

8/11新作落語お盆寄席@プーク人形劇場

2012年08月13日 | 落語
子どもたちに夢を与える何とも可愛らしい人形劇場で、
オッサンたちの新作落語の会というギャップがいいよね。
しかも下ネタ多し(笑)コレ↓はがすの忘れて帰ったら大変です。



ございますさんはコントでもよくある互いに勘違いしちゃうというネタ。
犯人の名前が「くりお」ってところで笑いが起きてました。

玉々丈さんは、師匠がいない日なのでノビノビ。
師匠にダメ出しされながらも、ちゃんと新作つくってますね。
サザエさんに関するウンチクが面白かったな。

ぬう生さんはキャラ作りが上手いです。
給食費滞納の中国人の父親、ギャンブル狂いの父親、キャバクラ勤めの母親、
みんな全然セーフじゃないけど、こんな世の中ですからね、
実際にこういう親がいるかもしれないって思っちゃいます。

天どんさんは、1ミリの芸人魂のエピソードが可笑しい。
噺に出てくる、家に居座られてしまう男の人が天どんさんそのものに見えてくる。
いやいや、でも天どんさんはつまんない男じゃないですから。

彦いちさんが上がった時点で、喬太郎さんが来てないってことで、
マクラもたっぷりめで、地方へ行った時のエピソードなど。
ちょっとファンタジーのような村。でもオチがついてておかしかった。
本編のほうも、体育会系のネタでバカバカしく面白い。
聴いたことあった気がしてたのは、SWAのシャッフルで白鳥さんが口演してたやつか。

百栄さんは、落語をオリンピックの体操に例えて、
自分の落語は内村選手が一瞬正座をして静止するような場面だと。
で、トリの喬太郎さんが最後の決め技なんじゃないかなんて言ってますが、
そんなことは全然なくて、静止するどころか終始爆笑でしたよ。
町の人気者、気のいい露出さんはホントいい人なんですね。
昔、中国の青島の港で出会った露出さんを思い出しました。

鈴本の興行にも出ているキョンキョンは、こっちではすごいリラックスモード。
高座で寝転がってみたり、横向いて膝抱えてつぶやいてみたり・・・。
ネタに入ると、セクシーポーズをとってみたりと、何とも自由すぎる。
こんな姿は寄席や大きなホールでは見られないでしょうから、得した気分。
エロエロシーンの時に、上下切ったら前座さんと目があったって恥じらい、
古典も出来るんだぞーって言い訳しながらやってました。