五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

5/24新作落語せめ達磨vol.38 ─創れ!わんぱく泥団子─@なかの芸術小劇場

2012年05月28日 | 落語
リニューアルしての第1回。
タイトルが百栄さんの会っぽい。
圓朝まつりで書いてもらったサインの、
「めざせ!なんか」を思い出してしまいました。
あれから一生懸命めざしてますよ!なんかを。

レギュラーメンバー3名+ビジターという形で行うそうで、
前座さんはなし。でもビジターが前座というのはアリだとか。
手拭いのオマケ効果か、いつもより一杯のお客さん。
自分の会でもつけようかなって駒次さんが言ってましたよ。

前説:三遊亭ぬう生・古今亭駒次

『雑学刑事』古今亭今輔

クイズで犯人を説得する名物デカ。
突然出題されるマニアックなクイズに笑った。
そして、回答ボタンを押すタイミングのレクチャーまで。
ありがちな刑事モノでも、今輔さんやっぱり面白いわぁ。

『面会』昔々亭A太郎

こういう会じゃないとなかなか巡り会えない芸協の噺家さんが、
思いのほか良かったりすると、ちょっと得した気分になりますね。
・・・ってすごい失礼な言い方かな。
でも、ホント面白かったですよ、A太郎さん。
独特の間が師匠譲りって感じがしました。

『キス研』春風亭百栄

開場を待っているとき、百栄さんがエレベーターから出てきて、
並んでる客をひと通りじーっと見回してたのが印象的でした。
新作にありがちな設定の噺が続くと、やや自虐的に話し始めたけど、
そこはやはり奇才・百栄さん。さすがの面白さでした。
扱うテーマは同じでも、目のつけどころがユニークなんですよね。
そうきたか!っていう感じで。
ウインク研究部員の渾身のウインクが忘れられません。

=仲入り=

『あべこべ』三遊亭玉々丈

入門したての頃は、天どんさんの会話が聞き取れなかったけど、
しょっちゅう聞いているうちに「ネイティブ天どんスピーカー」
になったそうです。聞き流すだけのスピードラーニング方式。
あまり羨ましくないけど(笑)
うーん、今回はこのマクラが一番オモロかったかな~。

『止める男』三遊亭天どん

天どんさんの新作をそんなに聴いてるわけじゃないけど、
ネタ下ろしのときはものすごく長いんでしょうかね。
以前らくごカフェで聴いたときもそうだったんですが、
今回もすごーく長かった!45分くらいやってた気がする。
これからきっと余計なものをそぎ落としていくのでしょう。
天どんさんらしい、ゆるくてほのぼの系のお話なので、
個人的には好きですけどね。もうちょっと短かったら。
途中で何度か意識がなくなっていたのは、
時次郎さんが時間を止めていたからだと思います。きっと・・・。