五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

南大塚ホール落語会

2011年08月19日 | 落語
8月18日に第80回を迎えた、20年の歴史を持つこの落語会。
建物老朽化のために、一旦終了だそうです。
白鳥さん目当てで予約したけど、この顔付けで1200円!
平日の18時開場とあって、地域のお年寄りが中心の客層。
客席はさながら病院の待合室みたいだったし、
皆さん大正歌謡や軍歌を一緒に口ずさむし、
なんか老人会の集まりみたいで、なごむ会でした。
笑いの閾値が低くても、先走ってオチ言っちゃっても、
何故だか許せる会でした。でも、携帯が鳴らなかったのは画期的!

『悋気の独楽』入船亭辰じん
『たがや』柳家小んぶ
『はじめてのフライト』三遊亭白鳥
『替り目』鈴々舎鈴之助
=仲入り=
バイオリン漫談:マグナム小林
『ガーコン』川柳川柳

観客参加型の落語でもある白鳥さんのネタ。
今日は「一郎くん」じゃなくて「直人くん」でした。
前に聴いたときは、サラリーマン風男性客が多い会場で、
周りほとんと参加してなかったけど、今回は会場もノリノリ!
右に、左に、糸まきまき、旋回~と大いに盛り上がりました。
やはり老人会で一緒に体操でもしているような気分だったなぁ。

川柳師匠はこの夏一番の猛暑日でも元気元気!
声の張りが全然衰えないのがスゴイな。
大体、80ともなれば立ったり座ったりが大変なはずだけど、
軽やかに立ち上がりガーコンの仕草も実に力強い。
途中で「美の祭典、じゃなくて世紀の祭典、いや、なんだっけ?」
とタイトルが出てこず、客席から「民族の祭典」と声がかかり、
「80にもなりゃ客席に聞きながらやっても許される」と開き直り(笑)
固有名詞は忘れても、あれだけの歌詞を忘れず歌えるんだから立派です。
「あと10年はやれる、でも90じゃ半端だから大台まで頑張る」そう。
いやー100歳になった師匠のガーコン聴きたいぞ!!