五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

落語芸術協会・立川流二派連合落語会@池袋演芸場

2011年08月01日 | 落語
北口に出来たコメダ珈琲でお昼食べてから演芸場へ。
日曜昼過ぎなのに、地面に寝転がって叫んでる人がいましたよ。
土下座してる人もいたとか。(同一人物なのかな?)
もし、頭のおかしい人がライフル持って乱入してきても、
逃げ場ないじゃん池袋演芸場・・・ってふと思いました。

『牛ほめ』桂翔丸

去年すべったのでリベンジだそうですが、
ゴメン、去年も見たけど覚えてないや・・・。

『名古屋根問~どじょうすくい』立川平林

コメダで名古屋弁の話してたところだったから、実にタイムリー。
小倉トースト食べようかどうしようか悩んでたしね。
ご隠居さんが名古屋人で、名古屋ネタがいっぱい仕込んである。
「粗忽名古屋」や「名古屋の花見」も聴いてみたいな。
結構本気で取り組んでるというどじょうすくい。
家元からご祝儀をもらったというだけあってお上手でした。

『四人癖』立川志遊

立川流の噺家さんにもこんな普通な感じの方がいらっしゃるのね・・・。
ほかがあまりに個性派揃いなものだから、こんな感想しかなくてすみません。

『浮世床』三遊亭遊雀

志ん五師匠の型だという熱いおしぼりの小噺が、
もんのすごいクドくて大笑い。
バカな妄想場面のある噺ならやっぱり遊雀さんだなぁ。
時間の関係か、全体にはしょり気味だったのがちょい残念。

マジック:スティファニー

『看板のピン』立川雲水

髪の毛のある雲水さん初めて見ました。髭も伸ばしてるのかな?
上方版のこの噺は、サゲも細かいところもちょっと違うのね。

『お化け長屋』三遊亭円馬

この時、眠気のピークがきてたんですが、
半分意識を失いつつも、すごーく心地よく噺を聴けました。

コント:コント青年団

『親子じか』春風亭勢朝

なぜ芸協でも立川流でもない勢朝さんが出ているのか
考えたら謎だったけど、ご本人いわく打ち上げ要員だそうです。
楽屋噺以外で落語になってるネタを聴いたの初めてかも。
もちろん、マクラもネタの中にも楽屋噺たっぷりでしたけど。
デザイアーの「まっつぁかさまに」に笑った。

『幇間腹』立川左談次

たっぷりブラックなマクラで笑わせてから噺へ。
(絶対テレビとかでは言えないよなぁ)
毒舌満載の読書日記も面白くて好きだけど、
寄席育ちの左談次さんの古典もやっぱりイイ!

『きゃいのう』桂小文治

この噺初めて聴いた~。
地味だけどほのぼのとした味のある噺家さんですね。
芸協の噺家さんってこんな感じなのかしら。

バイオリン漫談:マグナム小林

『寿限無』立川談幸

普通の寿限無ではなく、孫の名前が覚えられない婆さんや爺さん、
何とかごまかそうとするお父っつぁんなどが出てきます。
あまり凝った名前をつけるもんじゃないという戒め的な?(笑)

『結婚相談所』昔昔亭桃太郎

今日はメガネをかけていらっしゃいました。
「セコい茶碗だな」は言わなかった(笑)
余一会くらいでしかお目にかかることはないけど、
なんともとぼけた味わいが大好きです。
案外近いところに住んでいらっしゃったとは。
埼京線で遭遇しても気づかないかも・・・。

曲芸:ボンボンブラザース

『ジーンズ屋ゆうこりん』立川談笑

ツイッターで今日のネタをどうするか悩んでらしたけど、
ゆうこりんで来ましたか!わーい。
おなじみの人情噺も、舞台を現代に置き換えると感情移入しやすい。
高尾太夫がどれほど高嶺の花か、なかなか想像しにくいけれど、
売れっ子アイドルだと思えば、なるほどねって思う。
一般人との結婚だってあり得ない話じゃないわけだし。
イメージとのギャップに悩むアイドル・ゆうこりんに
ちょっとホロッとしつつも大笑いして大満足でした。