Smudge!!

泥だらけになってでもやるしかない。

青年②

2007-04-21 21:37:38 | 
4/11 『昼ドラか!!!』の続き

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青年の恋愛は続いています。

もちろん、お忍びのつもりです。

相手宅に訪れる回数も徐々に増え、

スリルな生活を送っています。

しかしながら、青年の生活は荒んでいるようでした。

新たな仕事を掛け持ちし始めたにも関わらずです。

その影響なのか、本来の仕事は手を抜いてるかのように

以前ほどの情熱は全く感じられません。

そして、口癖のように「お金がない」とアピるのです。

何に使い、何故必要なのかはわかりません。

ついに、同僚や後輩からお金を借り始めました。

煙草をもらっている姿をよく見かけます。

しかし、外で煙草や飲み物が必要な時には

財布から野口や樋口、たまぁに諭吉が出てくるのです。

そんなある日、青年を哀れに思った後輩は

昼食に自分のおむすびをあげました。

愛妻からの手作りおむすびです。

その後も数回にわたり、愛妻に怒られながらも

青年への物資援助は続きました。

青年なりの敬意の表れか

『お金』と『おむすび』をもらう(借りる)時は

敬語で頼みます。

ズルイです。

ついには「おにぎり的な物はないですか?」と聞きます。

あわよくば、違う物ももらう気か!!

そんなことをするならば、自分で準備しろ

と、話を聞いた同僚たちは口を揃えて言います。

家族と共に暮らす青年と

家族と離れて暮らす後輩。

どちらが倹約を心掛けているかは一目瞭然です。

どちらが自分にあまいかのも一目瞭然です。

本当に金銭面で危機を感じているならば、

間食、煙草、賭博…、

もっと支出を抑えることはできるはずです。

てか、もっと我慢しなょ。


今はもう、昔の空回り気味でも一生懸命な青年の面影はありません。

寂しさを感じてしまいます。


ある六星占術の人は言いました。
「金を貸したら、返ってくると思うな。そして、それがその人との手切れ金だと思いなさい。」と


青年の恋の行方と

自身の輝きを取り戻せるかどうかは

また次のお話し♪

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