土曜日に妹の高校合格祝いで、家族で外食に行く約束があった。うちは、外食はあまりしないので珍しい。仕事が終わり、家に帰ってきて、せかせかと準備して15分くらいでまた出発。そして遅れて合流。隣県にいる弟も駆けつけていた。その日はそのまま実家に泊まった。
そして、今朝、外が何だか騒がしい。
実家の一本道路を挟んだ所にお寺がある。そこには、弟と同じ年の男の子がいた。要は弟の友達がいる。その子が大学を卒業し、修行も終えた(?)ので、「住職になる」的な行事を執り行うようだった。20本ぐらいのノボリが立ち、50人くらいの檀家さんらしき人たちが集まっている。そこへ、太鼓を鳴らしながら20人くらいを引き連れた弟の友人が歩いてくる。荒行をしてきていたようで、ヒゲは長く、なんだか風格があった。昔の幼かった記憶の彼ではない。同じくらいの年代であろう人たちも5~6人、同じ格好で歩いてくる。
そして、本堂の前でフンドシ姿になり、水行を行う。お経(?)を唱えながら、水を被り続けるのだ。周りの人たちも手を合わせながら見守っている。見ているこっちが寒くなる
これから100日、続けるとか聞いた
お坊さんの世界のことは詳しくわからないけど、なんだか険しい道のりなのは確かなだ。
むしろ、何かを極める道は険しいモノなんだ。
昼前には自宅に戻り、部屋の片付けを始める。掃除しようと思ったら、掃除機がついに充電さえできなくなっていた。今日はとりあえず雑巾がけとコロコロで済ました
困ったなー
朝、見たニュースでかなり驚かされた発言を耳にした。
今日、WBCのメンバーが33人から28人に絞られたらしい。それについての、ある解説者の発言。
「28人に絞るなら、最初から28人だけ呼べばいい。最終メンバーに選ばれなかった5人のプロ選手のプライドが傷つく。」
これを聞いて、かなり驚いた。別の競技と比べるのは、ナンセンスなことかもしれないけど、サッカーではよくあること。監督が怪我あけの選手の状態を見たいとか、気になる選手を代表レベルの環境で見てみたいとか、登録メンバーより多めに招集することはよくある。最終メンバーに選ばれなかった選手が『プライドが傷つくから』可哀想なんてことは聞いたことがない。選ばれなかったのは、そこまでの実力だからか、その時のチームの状況(方向性)で不要だから。選ばれなかった選手はプロだから、その経験を今後に活かす。糧にする。それに、そんな選手から『選ばれなくてプライドを傷つけられた。私、可哀想でしょ』なんて発言は聞いたことがない。
野球の世界では、この発言をした人と同じ考え方が多いのだろうか。まさかね・・・