都内に用があったので、ついでに神宮の銀杏並木を見てきました。
僕は銀杏並木を見ると楽しかった大学時代を思い出します。
日吉の駅を出ると、横断歩道の先に続いているキャンパスの銀杏並木。
新入生たちに負けじと芽を出す春
炎天下、木陰で涼んだ夏
あたり一面を黄色に染める秋
そして銀杏の匂いが消える頃、寒い冬がやってきます。
大学の4年間、この銀杏並木は僕の季節時計でした。
今ではもう行くこともないけれど、今年もあの銀杏並木の下で学生たちは青春していることでしょう?
神宮の紅葉の具合は、色づき始め。
まだだいぶ緑の部分が残っています。
でも来週がピークかと言われると、それも疑問。
暖かすぎる秋に待ちきれなくなった葉から、黄色くなって落ちていくといった感じで、このまままとまりなく終わってしまうのかも知れません。
僕も、身近なところの季節時計を探さないと。
カレンダーで知る四季っていうのも、寂しいですからね。
写真キレイ。「季節時計」っていいですね。
わたしはひとつのものに季節時計を持っていなかったです。
冬の寒さは富士山の雪で感じ、卒業式の季節はコブシの白い花。入学式の季節は桜。っていう風でした。