Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

満月です

2020-11-30 17:42:45 | 日記
こんにちは。

エルです。

あっという間に師走がそこまでやって来ました。

ええと、今日は朝から頭痛で怠いです。

仕事も、客足が途絶えると身体が辛くなってきて
「あ~お汁粉食べたい」なぞと思いながら耐えました。

今日と明日は休憩こそ無いけれどいつもより短時間勤務なので
ひたすら寝ます。
(今日もずっと寝ていましたがあまり体調に変化はありませんでした。)




今日の良いこと・長い間自転車のタイヤの空気入れをやってなくて、駐輪場で空気入れを借りたものの、
ハテ?となり、
駐輪場のおじちゃんにやり方を教えて貰いました。オホホ(恥)。
親切な方がいて有難いです。


皆様に幸運を!

戦後を笑いが駆け抜ける

2020-11-29 15:04:02 | 映画・ドラマ
こんにちは。

エルです。

市川昆監督作品『青春怪談』を観ました。

ちょい役で出ている芦川いづみの日活映画第一作なのだそう。

概要は三橋達也演じる慎一と、北原三枝演じる千春。幼馴染みの2人の結婚を双方の親が考えているうちに
何故か親同士が結婚する運びに…。

轟夕起子演じる慎一の母親は、とても子どもっぽくて慎一が心配するほど。

さらには惚れたはれたに興味が無い慎一に業を煮やした女が、千春は実は男だと新聞に書いて嫌がらせをする。

まあ、とんでもないコメディで、原作は獅子文六。

クールビューティーの北原三枝はわかるけど、
女たらし役のイメージの三橋達也が、合理主義一本槍で、中性的。全然女になびかないところが面白い。
これぞ配役の妙。

なかなか気持ちの良いカラッとしたお話でした。


今日の良いこと・いつもよりお客様が少なかったのはやはりコロナが原因でしょう。お店としてはアレだけど、土日の不要不急の外出は減っているのでは?と思ったのでした。


皆様に幸運を!


原節子の屈託

2020-11-28 07:14:02 | 映画・ドラマ
おはようございます。

エルです。


原節子の『晩春』を観ました。

小津安二郎監督で、笠智衆や杉村春子など常連の俳優陣。

私は似たような『麦秋』より(←コラ!)
『晩春』の方が好きだなあ。

親娘二人暮らしで終戦後を生きて来たが、なんとか娘を嫁がせたいと思う父親の話。

時代というのもあって、自分の世話ばかりさせて婚期を逃しかけている娘を父親は案じるのだけれど

娘の方は苦にしておらず、むしろずっと父親と一緒にいたいと思っている。

原節子の独特の空気感、低めの声やクリクリした瞳、品の良い言葉遣いや身のこなしに

笠智衆の方はなんだか台詞が棒読みにみえていたけれど、

娘のために芝居を打っている「受けの演技」だったかと、後で知る。

父親が若い後添いを貰おうとしていると気づいた原節子の表情が凄かった。

瞳に裏切られた鬱屈が漂うのがとても良い。

いつも明るく上品で元気な原節子。

それだけじゃない原節子が観られます。




今日の良いこと・昨日がとても寒かったせいなのか、はたまた恒例の土曜日の憂鬱なのか体調は不調。
こんな時にね、子どもの頃のようにお布団にもぐって、好きな本を読みながらうつらうつらするのは至福なのですよ。




皆様に幸運を!

漫画が日常を救う

2020-11-27 12:15:14 | 読書
こんにちは。

エルです。


小説も大好きですが漫画も好物です。
まあ、書物の方は切れると禁断症状が出るので(?)図書館から借りたり、中古本を買ったりして何かしら未読の本を身辺に置いています。
が、漫画の方はどうしても読み終わっちゃうのですね。
ジャンプ・コミックスみたいに長過ぎて途中で挫折したのもありますが。

今回は漫画の話。
『幸せカナコの殺し屋生活』
まあ、深刻じゃない『ニキータ』みたいなもの?

いや、ギャグマンガでした。

随所に出てくる
「ウソウソウソウソコツメカワウソ」
「ムリムリムリムリカタツムリ」
が、はじめは鬱陶しいと思いながらもクセになってしまって。

まあ、オヤジギャグというのは脳ミソが衰えを防ぐための自衛本能という説がありますが、
もともと和歌を詠んで恋文としていた頃なんて、やたら何かを恋心に掛けていたわけだから、
ギャグも意外と歴史が長い(←?)。

まあまあ、ギャグと和歌は違うと言われればそれまでですが、
嫌いじゃないぜ!この世界観。



今日の良いこと・両親が出掛けた。ワッショイ!
ひととき優雅に過ごしましょう。
家族がいると自室でゆっくり紅茶でも、と思っても無言でマグカップを寄越される(笑)。




皆様に幸運を!



夢を持つ者、喰らうモノ

2020-11-26 17:38:05 | 読書
こんにちは。

エルです。


嶺里俊介『走馬灯症候群』読了。

今よりちょっとだけ昔、携帯電話が某女芸人のネタのようにショルダーバッグのようだった頃の電話会社が舞台。

突然昔の夢(自分がまだ赤ん坊の頃)を見始め、夢は走馬灯のように過去から現在へと連続して続き、夢が現在に追い付いた時、死んでしまうという病気が出現する。

それに気が付いた教授から、解決を頼まれた牧野。

しかし聞き取り調査を行っていた教授も命を落とす。

走馬灯に追い付かれて死ぬ直前に、病はウイルスのように傍にいる人間に取り付く。電話でも感染する。

そう、要するにオカルトです。

しかも亡くなるのは夢を持っている者達。
自分の人生を良くしたいというものではなく、皆が幸せになるには?便利な世の中になるには?そのために何かをしたいという、利他的な夢を持つ者が襲われる。

恋人を助けようとする女性と、同僚として徹夜で仕事を手伝う男性。
この二人のうちどちらかは幻である、というところが一番ドキドキしました。

オカルトらしく最後に不気味な余韻が残ります。




今日の良いこと・やっと個人的に週末。
今週もなんだかんだで疲弊。
もうダラダラするぞ(でも痩せなくちゃ・笑)。