おはようございます。
桔梗も咲いていて、後ろの破裂しそうにパンパンな紫の蕾が可愛い(ボケボケですみません)。
エルです。
貫井徳郎『微笑む人』読了。
もうね、図書館が再開したら5冊予約本が入っていて、これを2週間で読まんといけないのか?って焦りましたが
順調に4日で3冊読みました。
つまり、休日は偉大だなということです。
さて、この小説。
銀行員が妻と幼い子どもを殺害したことで逮捕されるのですが
殺害理由が、本が増えすぎて部屋に置けなくなってきたので、家族を殺して明いた部屋に置きたかったからというもの。
あまりに意味不明な理由で、しかし本人が犯行を自供しているので
作家は興味をもってノンフィクションを書こうとする。
やがて現場の近くで白骨遺体が発見され、DNA鑑定から
妻子殺しの犯人と同じ銀行に勤めていた人物とわかり、
さらには、大学時代にも後に妻子を殺害する人物の友人が交通事故で死亡していて・・・。
作家はすべての事件に問題の銀行員が関わっているのでは?と推理する。
これね、凄くドキドキしながら読みました。
常人には理解出来なそうな理由で人を殺すなら、なんでもアリなんじゃないか?と読者は導かれていくのですが、
エルが単純だからこの結末に呆然となったのかもしれません。
個人的には最終章は蛇足に感じられました。失礼なこといってご免なさい。
今日の良いこと・毎日庭を見ていないと暖かな日が続いている季節はその激変ぶりに驚きますね。
大好きなブルームーンがこんなに咲き誇っていたなんて!
桔梗も咲いていて、後ろの破裂しそうにパンパンな紫の蕾が可愛い(ボケボケですみません)。
皆様に幸運を!