4月30日(月曜日) (祝日:振替休日)
4月になると、田舎に住んでいれば、あちこちでイタドリを見かけます。イタドリ(虎杖、痛取、Fallopia japonica)は、タデ科の多年生植物。別名は、スカンポ、イタンポ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタンと呼ばれています。
食料難の幼少の頃には、このスカンポを取って来ては、皮を剥き塩を付けて食べたものです。我が家の庭には、毎年スカンポが生えて来ます。
スカンポを見れば、意味を知らず、童謡「酸模(スカンポ)の咲く頃」を口ずさんだことを懐かしく思い出します。飽食のこの時代に、スカンポを食べるお方はいるのかな? と思っていましたが、昨日農産物販売所に行くと売っていました。
売っている所を見れば、食べる人がいるんですね。
湯がいて食べれば”美味しい”ようです。他に食べ物が無ければ食べるかも知れませんが、現在の所その気がわいて来ません。何でや! 裕福になったのでしょうね。
【参 考】
1.ジャワ更紗
インドで生まれ世界各地へと広がっていった更紗の文様。インドネシアでは独自の染色方法で進化を遂げていきます。それがジャワ更紗「バティック」です。ジャワ更紗はろうけつ染め。歌詞の「土手のすかんぽ ジャワ更紗」は、細かい花または群生するそれら葉模様が織物の柄にみえるという意味です。
2. 『酸模の咲く頃』
土手のすかんぽ ジャワ更紗
昼は蛍がねんねする
僕ら小学一年生 今朝も通って またもどる
すかんぽ すかんぽ 川のふち
夏が来た来た ドレミファソ