鳥取へ帰省したとき一度は必ず倉吉市にある蕎麦の店「土蔵蕎麦」へ食べに行く。
38年ほど前に大阪の会社の同僚N君を案内したのであるが彼はそのときの味が忘れられず定年まで8年を残しサラリーマンにおさらばして「蕎麦 乃田」を開業しそば打ちオヤジに転職してしまった。それほど美味しいと思っていたそばも現在は昔より味が落ちるのではと感じるのは私だけであろうか。昔はオヤジさんが目の前で手打ちをしていた。
今回運よく手打ちを見ることができたがおばさんなのでどうも力強さが伝わってこない。これも美味しくなくなった原因かもしれない。
友人のN君はつなぎ無しの10割そばを売りにしているがおばさんにつなぎのことを尋ねたらつなぎが入っていると言っていた。その割合は言わなかったが昔と変わっている可能性がある。この店の人気メニューは地粉を使った素朴な味が引き立つ冷たい土蔵そば800円で今回もこれをいただいた。そばが来る前に蕎麦湯がでてきた。うれし い限りだ。まもなく2段重ねの割子スタイルのそばが運ばれてきた。昆布とカツオの出汁を薬味ののったそばに直接かけて食べるのである。ああうまかった。
しかし友人のN君の蕎麦は香り、味とも「土蔵蕎麦」の上をいっている気がする。
弟のコメントでネットで検索して見れば「手打ち蕎麦 乃田」の評判がいいではないか。
下記の方達はあちこち蕎麦を食べ歩いている通称蕎麦通なので味、香りとも間違いなく「土蔵蕎麦」と勝負出来るほど腕を上げているようだ。
それにしても開店3年でよくここまで努力したものである。
http://ameblo.jp/mirikitekini/entry-10008463827.html
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