イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

あと23日

2007-11-08 00:08:04 | 日本里帰り
長い長いと思っていた2ヶ月の里帰りも残り23日となりました。そろそろ帰りのスーツケースの重量を心配しながらどうでもいいけど日本でしか買えないあれやこれやを買い集めています。

相変わらず友達と会ったり美味しいものを食べたり、日本の空気を楽しんだりの毎日が続いています。



映画を2本観ました。一本は大好きな宮沢りえちゃん主演の「オリオン座からの招待状」、最近はどんな昔の風景もCGの技術でいとも簡単に再現できてしまうのですね。まるでその時代を生きているかのような懐かしさを覚えました。もう一本はロシアの雪景色と光が印象的で、その光が希望を感じさせてくれた「この道は母へと続く」。どちらも観てよかった~。トルコではなかなか劇場へ足を運ぶ機会がありませんが「やっぱり映画館で観る映画っていいですよね。」


旧朝香宮(あさかのみや)邸1933年(昭和8年) に建てられ、1983年に美術館となった「庭園美術館」

私って晴女だと思っていたのですが、イズミルでは晴女の力を使わずとも毎日が晴れだったせいでその威力が落ちたのか、こちらに帰って以来イベントのある日と言うと雨、曇り、雨降りそう…そんな天気ばかり。ずっと行きたいと思い続けてようやく今回実現した白金の「庭園美術館」へもそんな一日行くことができました。銀杏の葉っぱがわずかに色づいてきたかなと言う程度でしたが、雨上がりの芝生の上を虫の声を聞きながら歩くのもなかなかいいものです。



美術館ではおりしも「ティファニー展」を開催中でした。ティファニーなんて縁がないけれどオードリーヘップバーンが生きていた頃のアメリカを象徴するような豪華さにはうっとり、でも時代が新しくなるにつれ面白みがなくなっていくような印象を受けました。

 
横浜では久しぶりにイタリアンのランチを頂きました。

日を別にして今度は久しぶりに横浜へ。横浜駅東口からシーバスに乗って山下公園まで。

 



 


                  
青春の思い出?でもありませんが昔からよく歩いた場所、最近は地下鉄の駅も出来、港の見える丘公園や人形の家美術館などへの足もずいぶん楽になりました。11月だと言うのに元町商店街は早くもクリスマスの飾りつけ。日本って本当に…。

  


気が早すぎるけれど、夜はきれいでしょうね。こんな姿の犬も元町らしい・・・のかなあ。

この日会った友達は、大学時代同じ寮で寝食をともにした友達二人。結婚や子育て期間を経てなかなか昔のように会うことはなかったけれど、会ってみれば話が途切れることはなく、やっぱり別格です。写してきた写真を見ながらお互いの笑顔にそれぞれの色々な思い出を重ね合わせて涙が出そうになりました。






こちら、イズミルで健気にお留守番中の夫が作って
「ブログに載せてもいいよ」写真を送ってくれたある日の夕飯。

         
  


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