トルコ語で「さようなら」は見送るほう、見送られるほうにそれぞれの表現があります。「GULE GULE(ギュレギュレ)」は、「笑って笑って」と言う意味で見送るほうが出かける人に使う言葉です。旅立つ人にだけではなく、仕事へ行く人へも、家へ帰る人にも「GULE GULE」。姪っ子ビルテンは小さい時からいつも反対に言って笑わせてくれましたが、今は妹エリフが同じことをしています。
前置きが長くなりましたが、このGULE GULEは月曜日にイズミルから日本へ帰って行ったN家の皆さんへ。まだまだと思っていたお別れの日がついにやってきました。前日に夫が朝までかかって作った思い出アルバムのCDを見ると2年間でも結構色々な思い出を共有したんだなあとほろりとします。海外にいるせいなのか、別れは送られるほうよりも残るほうが寂しいような気がします。ホームシックなわけではないけれど日本の生活に戻るんだなあとちょっとだけうらやましいような取り残されるような、そんな気持ちになるのです。 出発前の週末にはJIKADの会長宅で有志18人が集まって歓送会がありました。
2010年JIKADの発足の年に来土、ちょうど「トルコにおける日本年」だったこともあり様々な行事に参加されたN一家、JIKADのメンバーにとっても忘れられない日本の友となることでしょう。気心の知れた18人での歓送会は、穏やかな冬の日差しの下でマンガル(BBQ)や会長はじめみんなの持ち寄りのご馳走を頂きながら楽しくて、いつまでもこの時間が続けばいいのにと思うあたたかい雰囲気でした。
出発の日、空港で涙のお別れかなと思っていたのですが、トルコらしく色々バタバタがあり慌しいお別れでした。と思っていたら更にバタバタは続き、おりしもトルコ全土を襲っているシベリア寒波の影響かイズミル発の飛行機が3時間近く遅延、イスタンブルに到着した時には既に成田便は飛び立った後・・・。結局その日はイスタンブルに泊まり翌日の便に振替えられてやっとのことでトルコを離れることができたようです。
マンガルの締めは焼き栗
イズミルは雪はありませんが、おとといの夜はマイナス9度にまで下がったそうです。イスタンブルは大雪で交通網まひの大混乱。空港は夜を徹しての除雪作業が続けられていますが、それでもキャンセルになる便も多く、空港周辺のホテルはどこも満員で空港で夜を明かす羽目になった人であふれかえっているようです。
JIKAD会長から記念のプレート贈呈。
そんな混乱の中、ホテルから「最後の最後まで、『予測の不可能なトルコ』を満喫中のN家、雪のイスタンブルで疲れをとっています。あと2時間程したら空港へ向かいます。今日は無事にトルコの大地から飛び立てるとよいのですが」とメールが届きました。すんなり帰ることができていたらかえって物足りなかったかもしれないそんなトルコからGULE GULE、N家の皆さん!また会いましょう。
2月2日、朝の7時過ぎからついにイズミルにも雪が降りだしました。外では子供も大人もちょっぴり積もった雪をかき集めて雪投げしています。静かな朝、はしゃぐ声が響きます。
海が見えません。
エリフ5歳になりました!
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トルコも寒いようで。トルコの栗は甘いですか?
イズミルも夜とはいえ、マイナスまで下がってるんですか?さ、寒い!アンタルヤも寒い事は寒いけど、体の芯から冷えるような寒さはやっぱりないもんなぁ・・・。
トルコも寒いですよー。栗、日本の栗の味と違わないと思います。私はオーブンで焼き栗派です。
今このブログの温度計でもマイナス1度になっていますねえ。イズミルって海からの風が身体の芯に突き刺すような寒さなんですよ。
温かい雰囲気の歓送会!送別会ではないのですね。
トルコの皆さんに日本から沢山たくさん有難うを伝えてくださいね。
N家の皆さんとは、Yukacanさんが日本に里帰りされたときなどお会いできるのでしょうか。
それもまた楽しみですね。
イズミル寒いのですね。寒波。
家族はまだなかなか来れないんですよ。。。
天道虫のケーキ♪、ビルテンちゃん大喜び!ですね。
ケバブ屋さんに行ったりすると
【ぎゅれぎゅれ】って言ってしまいます
はい、わかってます、逆だって!
でも、言いやすいのね、やっぱり…
>>残る方が寂しい
そっか、オイラは遊牧民状態だから
あまり解らない事なのかも…
♪雪が~降るぅ~
…って、こっちでも書くんかい!!
笑って、笑って(#^.^#)