6月に入ってパザル(週一回地区にたつ青空市)に並ぶ野菜や果物もがらっと変わり始めました。あんなに幅を利かせていたエンギナル(アーティチョーク)や葉っぱ類がだんだん姿を消し、代わりにさやいんげんやうずら豆、枇杷、桃、さくらんぼ、桑の実などが元気いっぱいです。やっぱりどこへ行くにもカメラを持っていかないといけませんね…。
今週のパザルのニューフェイスはこちら。なんだかわかりますか?タイトルに書いてしまっていますが生のNOHUT(ノフト=ひよこ豆)です。冬の間は、たいていの家に何種類かの乾燥豆がストックしてあってメニューに困った時や野菜がない時のお助けマン。肉とサルチャ(トマトペースト)で煮込みます。夏になると新鮮な豆をパザルで買ってきて週に一度は必ず食卓に上る定番料理、完熟トマトとオリーブオイルで煮込んだものを少し冷ましてから頂く豆とトマトの甘みは毎週食べても飽きません。
乾燥NOHUT。
薄緑色で瑞々しい生のNOHUT。
ただしNOHUTだけは、火を通さずに生で食べます。最初に生のNOHUTをビルテンと一緒に食べたのはちょうど今から6年前の6月でした。このように床に布を広げて大胆に。ちょっと茹でる前の枝豆に似ているかな。青くさくて新鮮な豆は瑞々しくて、くせになる味です。
4歳5ヶ月のビルテン。かわいかったね~。
ただしさやから出して口に入れる前にチェックを忘れずに。私たちにも美味しいNOHUTは、虫たちにもご馳走です。
2歳5ヶ月エリフ嬢の悩殺ポーズ、どこで覚えてくるんだー!
☆現在のイズミル☆