ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

スタッフコラム★☆最近のゆいツール・・・マスクについて思うこと、ロンボクのお土産

2022年06月20日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

ここ2か月、ブログの更新が滞りました。

毎年年度初めは、前年度の活動の締めと新年度の計画作りなどで、ばたつきます。(6月にはたいてい総会を実施します)

そして、7月にやっと現地に行くことになったため、その準備にも追われています。

(中部ロンボクの田んぼ風景)

コロナ禍で気軽に渡航できなくなっていましたが、少しづつ人の往来が始まっています。

インドネシアの感染者状況を見てみると、2022年6月18日現在606万5644人(死者15万6679人)で、いつの間にか日本の方が914万418人(死者3万1036人)とインドネシアを上回っています。(そしてお隣韓国では、1827万481人の感染者と2万4427人の死者)

2022年5月からは、インドネシア入国時のPCR検査陰性証明書(英語表記)が不要になりました。

これでずいぶんハードルが下がった感じです。(何しろ接種&証明書発行に1.5万から3万円ほどかかるのです)

出国のハードルは下がりましたが、日本入国時のPCR検査陰性証明書は以前必要なため、現地で調達しなければいけません。

まあそれでも、一時期のようなほぼ鎖国、といった雰囲気は解かれてきました。

日本国内を見渡すと、一日当たりの感染者は徐々に減ってきています。重傷者も1日二桁になっています。

しかし、相変わらずの光景、梅雨時の蒸し暑さの中のマスク姿・・・。野外をひとりで歩いたり自転車に乗ったりしている人たちも、かたくなにマスクを外しません。

文部科学省は、学校の登下校や体育の授業中などは、子供たちにマスクを外すことを指導しているそうですが、学校現場まで行き渡っているようには見えません。

熱中症予防のため、というものありますが、子供の健全な育成のためにも野外ではマスクを外して過ごして欲しい、と私自身は考えています。

素顔を見せることが恥ずかしい、と感じる子供たちや大人がいることは事実です。

誰かが「もはや顔パンツ」と言っていましたが、まるで人前でパンツを脱ぐように恥ずかしさを感じてしまう、という現象があるようです。

こんなに暑くて、野外ではマスク着用の必要がない、と専門家も言っているのに、なぜ多くの人(道行く99%くらいの人)がマスクをとらないのか?

これこそ「ザ・日本」だな、と思います。

みんな右を見て、左を見ているのでしょう。

私は、この日本の「同調圧力」に高校生の頃から抗ってきました。

そしてある意味「変人」の道を歩いてきたように思います。

別に、髪をビビットな色に染めたり、おかしな(個性的な)ファッションをしたり、といった方向には行きませんでしたが、常に自分の頭で考えて判断をしてきました。

だから、常に自分が周囲とずれていることを意識していました。

それを人から指摘されても、平然としていました。

2022年の夏、日本ではどのくらいの人が屋外でマスクを外すでしょうか。しっかり観察しようと思っています。

(ちなみにファッションに気を遣っている人は、マスク込みでメイクなどをしているため、それを外すとバランスが崩れてしまう、という点もあるのかもしれません)

(ドラゴンフルーツジュース)

さて、7月にロンボクに行ったら、2月3月に「持続可能な観光について考えるワークショップ」を実施した3つの村を訪問し、これからの計画についてディスカッションをする予定です。他にも、ゆいツールのボランティアたちに、マングローブ林環境教育プログラムツールの使い方の指導を行ったり、協働しているごみ銀行と打ち合わせを行ったりもします。

ここ2年半、平面上(パソコンの画面上)でのコミュニケーションしかとれなかったので、現地に行ってリアルなコミュニケーションをとれることがとてもうれしいです。

季節の果物のジュースも、色々飲みたいです。(ドラゴンフルーツは雨季【10月頃~3月頃まで】がシーズンなため、今は地のものはなさそう)

そうそう。久しぶりにロンボク島のさらさらヤシ砂糖をたくさん買うつもりです。

そして、2020年1月に目をつけたスンバルン(ロンボクの高地)のコーヒーも。

このコーヒーは、インドネシアのコーヒーにありがちな苦さがなく、とてもすっきりと飲みやすいのです。

インドネシアでは普通、コーヒーはフィルターなどで濾さず、すりつぶされた豆の粉をそのままカップに注いで、砂糖をたくさん入れて飲みます。村でコーヒー作りを体験したときには、豆と米を一緒に煎りました。

ロンボクの伝統のコーヒーは米入りなので、朝仕事に行く前に男性が朝ご飯の代わりに飲むのだ、という話を聞いたこともあります。

スンバルンで出会ったバリスタ(っぽい人)曰く、インドネシアがオランダに統治されていた頃、オランダはいい豆を横取りし、インドネシア人には質の悪い豆しか残らなかったため、それをよく煎って(ロンボクでは米と混ぜて)飲むようになったのだとか。よく煎るためにコーヒーは苦くなり、砂糖を入れないと飲めない飲み物になってしまった。でも本来は、砂糖を入れなくても飲めるはずだし、そもそもインドネシア人は砂糖の取り過ぎで不健康なんだ、という話。

スンバルンのバリスタに入れてもらったコーヒーは、よい香りとすっきりとした味わいでした。

と言うわけで、ロンボクでたくさんお土産を仕入れてきます。(山)

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