ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

NPOの関係者向けにエコツアーを実施! in Lombok

2024年01月14日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

12月末の2日間、ロンボクで日本のNPOの関係者向けにエコツアーを実施しました。

参加者は、認定NPO法人地球の友と歩む会のMさんです。

ガイドを務めたのはゆいツールボランティアのティウィ、ドライバーはマデです。

最初に訪れたのは、アマニ・エコ・スクール(NTBマンディリごみ銀行のアイシャ主宰)です。

Perjalanan Ekowisata untuk orang Jepang dari LSM, di Lombok 2023

(左端:日本のNPO関係者Mさん。左から2番目:ティウィ。右端:アイシャ)

Mさんは、アマニ・エコ・スクールのシステムはどのようなものか尋ねました。

アマニ・エコ・スクールは、すべての関係者、特に学校にオーガニックごみ及び非オーガニックごみの管理方法を学ぶ機会を提供してします。

そして、いくつかのごみ銀行や住民らと協力して、販売可能な廃棄物を収集しています。

また、障害のある人々に手工芸の分野で能力を伸ばす機会を提供しています。

(開発中のパイナップルの繊維で作った布)

エコスクールの次は、スンパル村のごみ分別場(TPS 3R)を訪問しました。

スンパル村の村長と数人のスタッフがMさんとボランティアを歓迎してくれました。

スンパル村のTPS 3Rでは、廃棄物から作られたガラス瓶を使用して、オレンジの葉から作った飲みものが提供されました。

オレンジの葉は、TPS 3R で集められたオーガニックごみから作ったコンポストを使った、オーガニック農園(村所有)からのものです。

Mさんがスンパル村のTPS 3Rシステムについて尋ねました。村では、(不適切な場所に)ゴミを捨てた人に罰金を課すという条例を導入しているそうです。資金については、村の基金と各家庭月1万ルピアのコミュニティ寄付金を活用。スンパル村のTPS 3Rには26人の作業員がいます。

Mさんからは村の川の状況はどうなのかと質問し、現在、村内で川にゴミを捨てる人はいないという話でした。

TPS 3R では、スンパル村だけでなく、北バトゥクリアン地区のテラタク保健センターを含む他の村のごみも一部受け入れているそうです。

Kades. Semparu pak Rawis dan stafnya mengantarkan tamu di TPS 3R Semparu.

(液体コンポストのタンクを見学)

(左端:スンパル村のラウィス村長)

余談:私が、ツアーコーディネートのためにラウィス村長に連絡をとったときに、マタラム市周辺にあるTPSがすべて稼働していない、という情報があり、何故なのかと思い、州の環境局スタッフやラウィスさんに質問してみました。

州の環境局スタッフに「なぜ、スンパル村以外のTPSがうまくいっていないのか?」聞いてみると、「マネージメントの問題」「村長の決断」と言われました。結局そうか、と思いました。

インドネシア人あるある。最初だけ勢いがよくて、お金が続かないとすぐ止める。施設が無駄になる。

ラウィス村長には「他のところが失敗する中、なぜスンパル村では続いているのか?」聞きました。

村長は「TPS 3Rはスンパル村にとってとても必要なものだから」と答えました。

ティウィとマデに後日聞いてみると、TPS 3Rはスンパル村役場のすぐ裏にあり、コントロールがしやすいという理由もあるようです。

見たところ、村長がとても熱心に管理をしているようです。

実は、ゆいツールは2018年10月に何人かの若者を連れてこの施設を訪れています。(ブログはこちら

現在まで施設が稼働していて、素晴らしいと思いました。

(施設のスタッフ、村長さんとMさんら)

昼食後、Mさんは田園風景や滝を見にランタン村を訪れました。Mさんはランタン村の廃棄物処理についても尋ねました。

村では今でも、値打ちのないプラスチックごみを燃やしている人がいます。 一方、ランタン村のTPS 3Rはまだ建設中です。

(ランタン村で。マデとMさん)

ちなみに、Mさんが訪れたランタン村の滝についての動画(2分44秒)はこちら

翌日は、午前中、クカイ・ブルスリごみ銀行(パイズルさん主宰)を訪問しました。

パイルズさんは住民に、自宅から出る廃棄物の分別を呼びかけています。パイズルさんは川のゴミ問題についてMさんと話し合いました。

パイズルさんによると、廃棄物問題は上流から発生しているため、河川の廃棄物は下流ではなく上流から解決する必要があるということです。

Mさんはまた、かつて日本の河川の状況はロンボク島よりもはるかに悪かったこと、日本が河川からゴミを取り除くには長い時間がかかったとも説明しました。

(左端:パイズルさん)

昼食後、Mさんはバゲッ・クンバールのマングローブ林エコツーリズムを訪問しました。地元ガイドのフスニさんがMさんに同行し、マングローブ林の状況を説明しました。Mさんは現在、東ヌサトゥンガラ州のスンバ島でマングローブの植林を行っているため、バゲッ・クンバールのマングローブ林にとても興味を持ちました。 フスニさんはそこに存在するさまざまな種類のマングローブについて説明しました。

MさんのNPOのインドネシアでの事業の紹介

(伝統的な塩づくりの道具を見るMさん。右端がフスニさん)

余談:ゆいツールとしては、この機会に11月に研修を行った成果(⇒研修の様子)を見せて欲しい、と思い観光グループリーダーのアグスさんにお願いしていました。当日は、アグスさんの弟のフスニさんが対応したそうですが、できればそれ以外の若者にやらせて欲しかったな、と思いました。それでも、フスニさんが経験を積めば、他のメンバーに教えることができるので、それに期待したいです。

今回、ロンボクまでお越しいただいたMさん、ありがとうございました。

***

現地からの報告。(インドネシア語)

Lapoan Perjalanan Ekowisata untuk orang Jepang dari LSM, di Lombok 2023

Guide : Tiwi

Driver : Made

Kamis : 28 Desember 2023

  • Perjalanan diawalin dengan mengunjungi Amani Eco School. Ibu Masako menyanyakan bagaimana system dari amani eco school. Amani Eco shool memberikan kesempatan kepada semua pihak terutam sekolah untuk belajar bagaimana pengelolan sampah organic dan non organic. Sistem yang digunakan ialah amani eco school bekerjasama dengan beberapa bank sampah dan komunitas untuk mengumpulkan sampah yang siap dijual. Selain itu pada sekolah ini memberikan kesempatan untuk penyandang disibalitas untuk mengembangkan kemampuan mereka dalam bidang kerajinan tangan.
  • Setelah dari amani eco school Ibu Masako mengunjungi TPS3R yang ada di desa semparu. Kami disambut dengan sangat baik oleh Kepala Desa Semparu dan berapa staff. Kami disajikan salah satu minunam khas dari daun jeruk yang menggunakan gelas dari botol kaca hasil olahan sampah di TPS3R semparu. Daun jeruk tersebut merupakan hasil dari kebun organic yang dimiliki desa Dimana menggunakan pupuk olahan sampah di TPS3R. ibu Masako bertanya terkait system TPS3R di semparu. Dalam regulasinya TPS3R semparu menerapkan peraturan desa Dimana Masyarakat yang membuang sampah sembarang akan dikenakan denda. Terkait pendanaan Menggunakan dana desa dn iuran masyrakat sebesar 10 ribu rupiah perbulannya. Terdapat 26 orang pekerja di TPS3R semparu.Ibu Masako juga bertanya bagaimana keadaan Sungai didesa semparu, untuk saat ini tidak ada lagi masyrakat yang membuang Sungai di desa tersebutr. Pengolahan sampah di TPS3R tidak hanya datang dari desa semparu tetapi desa desa lain juga salah satunya PUSKESMAS Teratak yang ada di Kecamatan Batukliang Utara.
  • Setelah dari Semparu , Ibu Masako berkunjung ke Lantan melihat area persawahan dan air terjun yang ada di Lantan. Selain itu ibu Masako juga menanyakan terkait pengolahan sampah di Lantan. Untuk saat ini masyakarat masih membakar sampah yang tidak bsa dijual untuk sampah plastic. Sementara itu TPS3R di Lantan masih dalam tahap Pembangunan.

Jumat : 29 Desember 2023

  • Perjalan diawali dengan mengunjungi Bank Sampah Kekait Berseri milik pak paizul. Pak Faizul mengajak warga untuk memulai memilah sampah dari rumah. Pak Faizul berdiskusi terkait masalah sampah yang ada disungai dengan bu Masako. Menurut Pak Faizul sampah yang ada disungai harus diselesaikan dari Hulu bukan hilir karena permaslahan sampah bersumber dari Hulu. Bu Masako juga menjelaskan kondisi Sungai dulu di Jepang jauh lebih buruk dari Lombok dan jepang perlu waktu lama untuk membersihakn Sungai dari sampah.
  • Selanjutnya bu Masako mengunjungi Ecowisata hutan mangrove di Bagek Kembar. Ibu Masako ditemani oleh guide local yaitu pak husni dalam menjelaskan kondisi hutan mangrove yang ada di bagek kembar. Bu Masako tertarik untuk mengunjungi mangrove di bagek kembar karena sekarang sedang melakukan penanaman mangrove di Sumba NTT. Pak husni menjelaskn berbagai macam jenis mangrove yang ada disana.

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マングローブ林をじゃらんじゃらん♪ in Lombok

2017年11月09日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

10月に、ロンボクでマングローブ林をじゃらんじゃらん(お散歩、おでかけ)したときの様子をお伝えします。

西ロンボクの南レンバール村(7月にも行きました)のマングローブ林

一緒に行ったのは、ギリ・メノ島で知り合った日本人女性と、ゆいツールの現地ボランティアになったスカディくん。

スカディくんは、日本で3年間研修生として働いて帰ってきたばかり。日本語ができます。

12月の学生向けエコツアーでも、ぜひお手伝いしてほしいな、と思っています。

さて、このマングローブ林はまだ観光地として開発されたばかり。訪れるのはローカルの子が中心です。

木道を歩いていてふと下をみると、かわいらしいボートが。

村人も、客人を喜ばすために工夫を凝らしているようです。

ごみ箱も置いてあります。よしよし。

船に乗ってぐるりと川をまわります。

気持ちよく晴れた日のじゃらんじゃらんでした。

12月には、ツアーの学生たちをここに案内する予定です。

このマングローブ林では、大学が保全活動などをしているようで、苗木を植えている場所もありました。

7月に話を聞いた観光住民グループとは実はあれから会えていなくて、果たしてこの観光地が持続可能に発展していけるのか、あやしいところですが、見守っていきたいと思っています。

(山)

前回のブログのクイズの答え⇒「バナナの花」!でした。

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参加費たったの3万円?!エコツアー参加者募集中!

2017年09月17日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

ゆいツールでは、12月20日から29日の予定で、学生(若者)向けロンボク島エコツアーを企画しています。

アジア・市民交流助成プログラム「第2回 アジアの村のごみ事情を現地で学ぶ学生(若者)向けエコツアー in インドネシア・ロンボク島」

この事業に、国際交流基金の助成金がつくことが決定しました。

そのため、参加者の渡航費車両のレンタル料(ガソリン代は除く)ホテル宿泊費が助成金で負担できます。

プログラム参加費として、ひとり3万円程度(参加人数によって変わります)でツアーに参加できます。

(ただし、このツアーは個人旅行として実施いたします。ツアー中のケガや事故等につきましては、個人責任となりますのでご了承ください。)

参加人数は7名です。(申し込み締め切りは10月29日)

ツアーの詳細はこちらのページからダウンロードできます。

過去に行ったロンボクエコツアーの様子は、このブログの左側の「カテゴリー」内「ロンボクエコツアー」「エコツアー参加者の声」をクリックしてご覧ください。

申し込み、問い合わせはこちらまで。

若者のみなさん、ぜひご参加ください!

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若者よ!ロンボクへ来たれ!~エコツアー参加者募集中~

2017年08月08日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

ゆいツールは、12月下旬にロンボク島で学生(若者)向けエコツアーを開催する予定です。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

このツアーは、ロンボク島の環境問題を学ぶことを目的とした個人旅行です。

【昨年の参加者の声】

Aさん Bさん Cくん Dさん

学びのかたわら、見るもの食べるもの体験するものなどに圧倒されること間違いなし、です。

この動物はなに!?ロンボクの田舎には必ずいます。(答えはブログの末尾に)

インドネシア料理はこんな感じです。

ロンボクは特に、辛い料理が多いです。が、調味料を別にしてもらえば大丈夫。

食べ物と言えば、こんな盛り付けのものも。(伝統行事のとき)

同世代の若者同士の交流も楽しめます。

こんなフルーツを食べられたり。

←実は、みなさんがよく知っている果物。←樹形が龍に似ているため名づけられた果物。

こんな風景にも出会えるかも。(ロンボク島は場所によっては3毛作!)

感じたことを話し合ったり。

山道で突然、ウルカンづくりのおっちゃんと出会ったり。

ウルカンってなに?これです!(写真下)インドネシアの調味料(サンバル)づくりには欠かせない石(やセメント)でできた、石臼。 

唐辛子とか赤小玉ねぎとかトマトとか、香辛料をいろいろ加えてゴリゴリする道具です。

近くの山から特別な石を切り出して、鉄ノミを自分で熱して、コツコツ削って作るそう。

ともかく、そんなロンボク島です。

ロンボクで、素敵な体験があなたを待っています。

ツアーについてのお問合せはこちらまで。

(山)

(冒頭の写真は、ヤギでした)

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インドネシア料理づくり体験!シュノーケリングも!? in Lombok

2016年09月21日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

学生さんが参加したエコツアーの最後の報告です。

Di Gili Meno, mahasiswi mencoba masak masakan Indonesia dan main snorkeling di laut.

村に2泊したあと、今度は北ロンボクへ移動しました。ギリ・メノ島へ渡るためです。

まず、プムナンというところに住むみどりさんのお宅で昼食をいただきました。

それから、バンサールという港からボートでギリ・メノへ渡りました。バンサールまでは曇り空でしたが、島に近づいたら一気に晴れて海の青さが際立ちました。学生さんたちは、大感激。

その日は、バンガローを経営するご夫婦のご家族と一緒に、インドネシア料理づくり体験をしました。

インドネシア料理は、ココナツなしでは始まりません。

皮をむいたココナツを、ごりごりと細かくしていきます。(実際は機械を使って粉砕しました。)

そのココナツに水を混ぜて、ぎゅうぎゅう揉んでからココナッツミルクをしぼったり。

ミルクを絞らないで(粉砕したものをそのまま)、鍋に入れてひたすら炒めたり。↑ 今回の旅のお供(日本語勉強中の若者)は、ジャミくん(左)とアンディくん(右)です。

いろんな材料をミキサーにかけて調味料を作ったり。↑ 赤くて大きいのは、唐辛子です!

野菜をゆでたり。

ココナツミルクと調味料を混ぜたソースで鶏肉を煮込んだり。

いただきます~。(すっかり夜)

翌朝は、シュノーケリングを楽しみました。(海に入る前)

マスクとフィンをつけて海に入ります。

魚のように泳ぎながら、海の中の魚たちを見学しました。

「テレビで見たのと一緒!」「超きれい!」と感激している学生さんたち。

サンゴの群落の向こう側がスッと深くなっていて、海の色が濃くなっています。上からの光がきらきらと水の中に吸い込まれていきます。

十分に楽しんだら、遅い朝食です。↑ ホットサンド

↓ パンケーキ(甘い!)(お皿の下には、アンディくんが前の晩に学生さんと一緒に漢字を勉強した紙があります)

ギリ・メノからロンボク島へ戻って、最後の夜は華やかな場所で、付き添ってくれた若者たちと食事をしました。

この日に初めて登場したアナンくん(右端)も一緒です。

すっかり仲良くなりました。

最終日、今インドネシアで流行っているヘナも体験しました。

ヘナをしてくれたティアさん(左)と。ティアさんは、ゆいツールと協働でウダヤナごみ銀行を運営しています。(趣味でヘナもやっています)

空港に向かう車の中でも、日本語の勉強が続きました。

「Sさん、ロンボクの思い出の品です。私が作りました。どうぞ使ってください。」

と言って、アナンくんが取り出したのは、さっきまで首にかけていたネックレス。

「ありがとう。これはなんですか?」とSさん。

「くつの紐です」・・・目が点になるSさん。「日本では、くつの紐でネックレスを作りません」

「え、なんですか?もう一度言ってください」

「ありがとう。面白いからもらっとくね」

という会話が繰り広げられた車内でした。

あっという間の1週間。「楽しかった~。また来たいなロンボク。でも村はもういいかな」と言って、学生さんは帰っていきました。

今回はまた、いろいろと新しいことを試したツアーでした。

12月下旬に学生さん向けのツアーを企画中です。くわしくはこちら!

実施時期やツアー内容は調整中ですので、興味がある方はお問合せください!

(山)

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滝にトレッキング!村に滞在してハプニングやびっくりの連続!? in Lombok

2016年09月18日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

エコツアーの報告の続きです。初めて村に泊まった学生さん。翌日は、滝へのトレッキングでした。

Mahasiswi dari Jepang sudah mencoba trekking ke air terjun berada di kawasan gunung rinjani.

トレッキングの前に、「どう?村に泊まって?なにかあった?」と聞くと、「ハプニングというか・・・。むしろ、なにもなさ過ぎた、と言うか・・・」と答えたふたり。

どうやら、泊まった家の風呂場の状態におののいた様子。

正確に言うと、「水浴び場兼トイレ」。日本のそれとは遠くかけ離れた状態で、おっかなびっくり使ったようです。

ちなみに、滞在したのは中部ロンボクのタナ・ベアッ村。(ゆいツールがトニーさんと一緒にドラゴンフルーツ狩りを開発した村です)村でトニーさんが運営している英語クラスの看板の前で。

ふたりは前の晩、トニーさんが運営する英語の授業にもゲストとして参加。ふたりは別々の部屋に分かれて、それぞれの生徒からいろいろと質問を受けたようです。

ではトレッキングに出発。トレッキングと言っても、1時間くらいバイクの後ろに乗って目的地へ移動します。

途中で出会った不思議なもの。

中を開けてみると。トウモロコシですか!?でもフワフワしています。

見上げると・・・ Ini pohon Kapok(pohon Kapas).

フワフワしたものが木にぶら下がっていました。これは、ロンボクではカポックと呼ばれる木で、このフワフワが枕やマットレスの材料になります。

さて、バイクで目的地まで1時間くらいと言って出発したのですが、途中でサポート役の学生さんが乗ったバイクがパンクして、交換などをしていたために大幅に遅れて山の上に到着。バナナ畑の中でした。

そこにバイクを駐車すると、滝を目指して山を下りました。トレッキングというと、登るイメージですが、今回は先に下りがありました。

前の晩に雨が降っていたので、足元がすべります。

ちなみにトレッキングへの付添人(日本語勉強中の若者)は、ファイザル(Faizal)くんでした。

途中、ほとんど沢登り状態で歩きます。

晴れていれば、リンジャニ山が見える絶好のポイントもあったのですが、あいにくの曇り空。帰り道は雨に降られました。

9月は本来は乾季のはずですが、エコツアーを始めた週から急に雨季のような天気になってしまいました。

昔は、雨が降ったらこの葉っぱを傘にしたよ、とファイザルくんが教えてくれました。日本と同じですね。

歩いていた時間は2時間にも満たなかったですが、急な登り下りとバイクの移動のせいで十分運動をしたように感じました。

そして、この日の夜も学生さんは村に泊まりました。続きは、また次回日本にいたら、決してできない体験をした学生さんふたり。

(山)

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ロンボクエコツアースタート!学生さんがやってきました in Lombok

2016年09月14日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

今週の火曜日、ロンボクの空港に日本から来た学生さんが到着しました。ロンボクエコツアーの始まりです。

Mahasiswi dari Jepang mau ikut ekosisata oleh Yui-Tool di Lombok.M↑ 「ごみ銀行」を研究している学生さん(左)も、補佐として参加します。

そして今回は、日本語勉強中のロンボクの若者が入れ代わりサポートに入ります。(イフォくんと伝統衣装を着てみました)

レレデ村のごみ銀行も訪れました。

また、焼き物体験をしたり。

ジャミくんも加わって、一緒にご飯を食べたり。

今日は、市場を覗きました。

そして、お菓子作り。

紫イモと砂糖・塩・粉ミルクを混ぜたタネを、クラッカーのようなお菓子にサンドして油で揚げました。

今夜から2晩、学生さんふたりは村に泊まります。快適なホテルとはまったく違うところで、どんな体験をするでしょうか。楽しみです。

やってきた学生さんに「このツアーで何を得たいですか?」と聞いてみたら「体験したことのないことを、体験したいです」とのことでした。

2日間村に滞在しながら、村の若者たちと交流してほしいと思っています。

≪エコツアー報告≫

滝へのトレッキングなど

インドネシア料理づくり体験とシュノーケリングなど

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ロンボク島とっておきエコツアー♪ in Lombok

2016年05月28日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

5月の中旬に、ロンボク島にお客様をお迎えしてご案内しました。

Yui-Tool memandu tamu di Gili Meno, bulan 5 2016.

最初のプログラムは、海!

ギリ・メノ島のDeana Bungalow(ディアナ・バンガロー)に宿泊して、シュノーケリングに挑みました。

夕方前は、パシャパシャとカフェの前の海を漂いました。水は透き通り、魚たちがサンゴの海を泳いでいきました。

海から上がったら、ココナツ水を飲んで芝生の上でゆったり休憩。ゆいツールの現地ボランティアのラフマンくん(Mas Rahman)と話をしています。

翌朝、朝食後にボートで海に出たのですが、海に入ってウミガメを探している途中で気分が悪くなり全員ダウン。

次のポイントの、サンゴの群落を見損ねました。

海から帰った翌日は、村プログラム。

中部ロンボクのタナ・ベアッ村のダサン・アグンという集落を訪れました。

Kami mengunjungi dusun Dasan Agung, desa Tana beak di Lombok tengah.

村で、英語の教室を開いている団体の代表トニーさん(Mas Tony)に、村を案内してもらいました。

最初に行ったのは、2月にフルーツ狩りをやったドラゴンフルーツの畑。

「ドラゴンフルーツって、こんなふうになっているの?」という驚きがあったり、田んぼが広がる風景に「日本のような、日本じゃないような」という感想があったり。

なぜかインドネシアで脱穀体験も。

次は、西ロンボクにあるシウン・グミランごみ銀行へ。

Kami mengunjungi bank sampah Siung Gumilang di desa Lelede, Lombok barat.

ゆいツールが昨年9月に講習会を行ったあとに、根気強くクラフトを作っている女性に作り方を聞いたり、作ったものを見せてもらったりしました。

そしてもちろん、お買い上げ。

次の日は、コンポストづくりとごみ銀行をがんばっているビナ・サラムという団体を訪ねました。

Kami mengunjungi tempat Bina Salam di desa Kekait, dekat Mataram.

落ち葉やバナナの木の幹の部分、ドリアンのとげとげした皮の部分などを粉砕して、良質なコンポストを作っていました。

ビナ・サラムのメンバーはコンポスト(肥料)を作るかたわら、その肥料を使ってドリアンや沈香(じんこう:香木の一種)の木の苗木を育てたり、村の各家からごみを集めてプラスチックごみを分けて業者に売ったり、クラフト用にコーヒーの空き袋を集めたり、とても精力的に活動しています。Ini pohon gaharu yang pakai kompos dibuat oleh Bina Salam.

お客さんを連れて行ったら、ビナ・サラムのメンバーはとても喜んでくれました。

私たち外国人が、ごみ銀行や肥料づくりなどの地元の活動を見学することは、彼らにとって大きな励みになります。

注目されている、関心を持たれている、と感じることで、この活動は意味があるんだ、と自信を持つことにつながります。

こういう活動をしている人たちは、お金がすごく儲かるからこの活動をやっているわけではなく、少しでも周りの環境がきれいになったら、少しでも周りにいる人たちの意識が変わってくれたら、という気持ちが根底にあります。

それはゆいツールも同じなので、お客さんには彼らのがんばっている姿を見てもらいたいな、と思っています。

それ以外にも、焼き物の里を訪れたり・・・シウン・グミランごみ銀行の代表のハミドさんは、実は焼き物も作っていました!(真ん中の葉っぱの模様の壺が、ハミドさん作)

Pak Hamid yang ketua bank sampah Siung Gumilang bisa membuat gerabah sendiri.

ヒンドゥー教徒のお祈りの場所や公園なども訪れました。

今回のツアーもまた、いろいろな側面からロンボクに触れることができました。

参加してくれたSさんの感想文はこちらです。

(山)

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ロンボク島まるごと体験エコツアー第2弾!! in Lombok

2016年05月07日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

昨年9月に続いて、「ロンボク島まるごと体験エコツアー」をまたまた実施しました!

Yui-Tool telah membuat ekowisata di Lombok, bulan April 2016.

↑バトゥ・ジャンキ村で、伝統菓子づくり体験の様子。

4月中旬に、3名の女性のお客さまがロンボクにいらっしゃいました。今回はなんと、ゆいツールの日本人スタッフが現地にいません。そして参加者のみなさんは、英語が苦手。(インドネシア語はもちろんできません。)そこで、現地に日本語ガイドを用意し、対応しました。

日本に住んだことのある、パティ(Pak Pati)(写真上、右端)と、日本語勉強中のジャミくん(jami)(写真下、中央)です。

↑ これは、ロンボクの伝統手織物屋さんで、伝統衣装を着せてもらった時の様子です。

トレッキングもしました。

グントゥール・マチャン村の滝まで歩きました。

当日を迎えるまでは、雨が毎日降っていて足場が滑りやすくて危ない、とゆいツールの現地ガイド(運転手)と日本語ガイドがあれこれ心配しましたが、何事もなく楽しく歩けました。

途中ヤギに会ったり。

村の人にとっては珍しくないヤギも、アレン(ヤシ砂糖の原料のヤシの仲間)の木も、ナンカ(ジャックフルーツ)の実(写真下)も、日本人のお客さんにとっては、特別なもの。

市場で野菜や果物を見たり。

バトゥ・ジャンキ村では、お菓子作りと一緒に、ココナッツオイルづくりもしました。

↑ 揉んでいるのは、ココナッツの殻の内側の白いところ(コプラ)を擦ったものです。

ゆいツールが、大学生のティアと一緒に運営している、ウダヤナごみ銀行にも行きました。

忙しいティアに代わって、スタッフのリスが対応してくれました。

こんなプラスチック袋が、ポーチやかばんになっちゃうんなんて。驚いたお客さんたちは、いろいろと購入してくれました。

ゆいツールとしては、現地の人がウダヤナごみ銀行を運営し、お客さんがやってきたらスタッフが自分の言葉で説明して、こんなふうに作っているんだよ、と作り方を見せることができるようになって、なんだか感無量です。

ごみなんて、汚い。と言って、触るのも嫌がるような国の人たちが、プラスチック袋を集めて、洗って乾かして整理して、商品にして、お客さんに紹介して売る、というサイクルが、ちょっとだけ回るようになってきました。

↑ ウダヤナごみ銀行の前で。

お客さんは、あっという間の1週間を過ごして帰国されました。

羽田空港で出迎えた私に、「食べ物が全部美味しかった」「ガイドや運転手が面白かった」「毎日とても楽しかった。また行きたい」と口々に報告してくれました。

参加者のみなさんの感想文を、後日このブログで紹介する予定です。

5月中旬には、また別のお客さまが1名ロンボクにいらっしゃいます。ギリ・メノ(離れ島)の海の中を見てみようと思っています。

ロンボク島に興味を持った方、ゆいツールの活動を見てみたいという方、地元の人たちと交流してみたい方、どんな方でも相談に乗ります。

どうぞお気軽にご連絡ください。お問い合わせはこちら

↑ 砂が丸くてかわいい海岸で。

(山)

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ドラゴンフルーツ狩りツアーを開催! in Lombok

2016年02月26日 | 5. ロンボクエコツアー(その他)

雨が止んだ夕方、ロンボク在住の日本人の親子を誘って、ドラゴンフルーツの畑へ繰り出しました。

Yui-Tool ajak orang Jepang yang tinggal di Lombok ke kebun buah naga di dusun Dasan Agung.

子どもたちは走ったり、大きな葉っぱを振り回したり、普段、街でできないことができて楽しそう。

畑に着くと、大きな花がお出迎え。

ちょうど収穫期のはざまで、赤くなっているのは少しでしたが、それでも採りました!

私たちを受け入れてくれたのは、この村で英語クラスを運営する民間の団体の代表、トニーさん。(写真下左手前)

トニーさんのところで、ボランティアで英語を教えているチェコ人のアダムくんも一緒に畑についてきました。(写真下左側)

アダムくんのとなりの男の子は、ただいまゆいツールの日本語ガイド養成中のジャミくん。

ドラゴンフルーツを切ると、中はこんな感じ。白い実のものもあります。

ついでに、ランブータンも購入!

収穫後は、田んぼの中を歩いて帰ります。

のどかな風景です。でも、見とれている余裕はありません。足元は雨季でぬかるんだ畦道。

でも、日本にもこういう風景があるよねぇと思いながら歩きます。

ツアーの最後は、みんなで一緒に食事をしました。

子どもたちがなにより楽しそうでよかったです。

ゆいツールは、ロンボク島の魅力をもっともっと掘り起こしていくと同時に、ツアーを開催する側のインドネシア人の教育も進めていきたいと考えています。

(山)

正面に見えているのは、国立公園に指定されているリンジャニ山(標高3,726 m)。

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2016年3月13日に、東京都目黒区にてロンボクのお話イベントを行います。

お申し込みは、下記のメールアドレスへメールか、フェイスブックで「参加」ボタンをクリックしてください!

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