ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

7月上旬にロンボクで活動してきます♪ in Lombok

2023年06月21日 | ★2023年度(ロンボク)

7月に、インドネシア・ロンボク島に行ってきます!今年度初めての渡航です。

(2015年8月のロンボク島の夕日)

今回は、いくつかのマングローブ林観光地で打ち合わせをしたり、インタープリテーションガイドのトレーニングを現地ボランティアに実施したり、学校を訪問して環境教育プログラムを実施したりする予定です。

それから、いつも買っているオーガニックコーヒーの生産地、スンバルンを久しぶりに訪ねてコーヒー園を見学したいと思っています。

ごみ銀行のアイシャさんが運営しているエコスクールも見学します。

今回の活動時、新しいことにチャレンジします。

それは、ゆいツールのロンボクでの活動全体を動画にまとめるために、四六時中カメラを回す、ということです。

と言っても、素人が普通のカメラ(またはビデオカメラ)で録画をする、というだけですが。

海外で活動するNGO/NPOの活動というものは、つまりいったいどういうことなんだ?というのを、見せる化できないか、と思ったのです。

私自身は、写真やビデオを撮られるのは苦手です。できれば表に出たくない、という思いがあります。

でも。自分で見せる化しなければ、だれも撮ってくれないし、発信することもできません。

ゆいツールは、インドネシア人向けにYouTubeチャンネルを持っています。

Yui-Tool Channel

今までは、主にロンボクでの活動(現地ボランティア実施)を記録する意味でビデオを作ってきました。

そのため、チャンネル登録数やビデオの視聴数を特に気にしてきませんでした。

最近、2年前に製作したガイド向け教材ビデオをこちらにアップしました。

●沖縄のマングローブ環境教育プログラムの紹介(インドネシア語字幕つき)

マングローブ・トレッキング

「マングローブ・カヌー」

※協力:やんばる自然塾(沖縄県国頭郡東村)

これらの教材ビデオは、ぜひ多くのインドネシア人に見てもらいたい!という気持ちがあります。

(ロンボク島の市場で売られている野菜や果物たち。本文と関係ありません)

そして実は、ゆいツールは日本用にもうひとつチャンネルを持っています。

ゆいツールチャンネル

こちらはまだほとんど稼働していません。

これからこちらで、活動ビデオをアップしていけるかどうか考えているところです。

ロンボク島のプロモーションも兼ねて、動画紹介をしていけたらいいなぁと思っています。

今回の活動で、何か新しい出会いや次の活動の展開につながるようなことがあることを期待しつつ、ロンボク島へ行ってきます♪(山)

(南国らしい景観。ロンボク島クタエリア)

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ゆいツールの活動を知って~学生ボランティアさんの感想~

2023年06月03日 | ⇒2023年度(日本)

この度、明治学院大学の講義の一環として実施されたゆいツールの活動紹介にボランティアとして同行させていただいたミキコです。

(筆者:ネパール・サガルマータ国立公園にて)

お手伝いとして同行させていただきましたが、私自身学ぶことが多く、学生さんたちと一緒に授業に夢中になっていました・・・(笑)

ゴミ問題やプラスチック問題に関する日本とインドネシアの現状はまだまだ改善すべき状況にあるということを深く理解しました。特に講義冒頭で行われたクイズにおいて、日本がアメリカに続いて容器包装プラスチックごみの一人当たりの排出量が2番目に多いこと、さらにインドネシアでは海のプラスチックのごみの排出量が世界で2番目に多いことは衝撃でした…。

この講義を通して、上記のような現状に対してゆいツールの実施している活動がいかに素敵なことなのかを理解することができました。ゆいツールは、インドネシアで観光を広げ、ただ儲けることを目指すのではなく、観光を行うにあたってなぜごみ問題が「問題」なのか、ごみ問題を解決した先に何があるのかを住民と「一緒に」考え、さらに観光を通して観光客にもごみ問題を考えてもらう機会を設けているんです。観光を「目的」としてではなく、「手段」として利用し、インドネシアと日本、そして地球の未来のために貢献されているこの取り組みの存在を知ることが出来て、とてもうれしい気持ちになりました。

さらに、「日本」の団体であるゆいツールが「インドネシア」で活動するという、国境を越えた取り組みの影響力の大きさも感じました。私たち日本人にとっては、ゆいツールによってインドネシアの現状を理解するきっかけが与えられるだけでなく、他国の現状を日本に置き換え、自分たちの国の現状を考えるきっかけにもなります。インドネシアで暮らす現地の人々にとっても同様に、外部の人によって自分たちの国の現状に気付き、自分たちが目指していくべき未来を考えるきっかけとなります。ゆいツールは、現地の人と観光客の双方を巻き込んで、とても大きな仕事をされているなと実感しました!

私は現在大学院で、環境に関する勉強をしています。大好きな自然を守りたいという夢があり、そのために自分は何ができるのかを日々考え中です。その中で現在は、環境を破壊することも、守ることもできる「観光」に注目しており、世界のツーリズムがサステナブルなものになることで自分の夢を達成させることが出来るのではないかと考えています。サステナブルなツーリズムは、観光を運営する側、観光を楽しむ側、観光に関するルールを決める政府や自治体、どれか一つだけがどんなに頑張っても達成されることはなく、観光に携わるすべての人が同じ方向を向かないとうまくいかない、非常に難しいものです。それでも世の中にサステナブルなツーリズムが広がる未来を築いていけるように、私ができることをこれからも考え、行動し続けて行きたいです。

そのような中で、今回ゆいツールに出会えたこと、そして偉大な取り組みをされているこのゆいツールの活動の一部に携わらせていただけたこと、本当にうれしかったです。貴重な機会を与えてくださった山本さん、本当にありがとうございました!

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