ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ごみ銀行って誰がやってるの? in Lombok

2017年02月28日 | ★2016年度(ロンボク)

先日、とある助成金の公開選考会、というものに発表者として行ってきました。

書類選考で通ったので、公開選考会で活動をアピールしてください、ということでした。

ロンボク島のごみ銀行を増やすための活動費をもらえれば、と思って申請したのです。

結果は、"残念ながら”でした。

(1年間に最低5つくらいの申請書を書いているので、"残念ながら”はしょっちゅうです。)

そのときに、審査員の方々に言われたことが印象に残っているので、ここで詳しく紹介しようと思いました。

「ごみ銀行の取り組みはいいと思うけど、そもそもごみ銀行ってだれがやってるの?

 誰って・・・それは、アイシャ(NTBマンディリごみ銀行)だったり。(写真下左)

ハミドさん(シウン・グミランごみ銀行)だったり。(写真下右)

ティアリス(ウダヤナごみ銀行)だったり。(写真下左から1番目リス、2番目ティア)

ウィビサナさん(リサンごみ銀行)だったり。(写真下)

みんな普通の人ですが。それが何か?

と思ったのですが、審査員が知りたかったのは「個人なのか?会社なのか?組織なのか?」ということだったようです。

それなら答えは、「(ゆいツールが応援している)ごみ銀行は、ほとんど個人が(ボランティアベースで)運営しています」となります。

リサンごみ銀行だけはマタラム市のごみ銀行ということになっていますが、目に見えた活動はあまりありません。

もちろん、ちゃんと経営できるようにがんばっているところもあります。

だれもボランティアベースでやりたいとは思っていないけれど、マネージメント、マーケティングなどを学ばなければ、素人が上手に経営できるものではありません。

NTBマンディリごみ銀行は、ビジネスとしてお金が回っているとてもよい事例です。

開発している商品もさまざま。最新モデルはこれ。

レジ袋などのビニール袋を、アイロンで熱を加えて素材に変えているそうです。

ゆいツールは、NTBマンディリごみ銀行のノウハウ(マネージメント、マーケティング手法)を、他のごみ銀行やこれからごみ銀行を始めたい人に学んでもらって、ロンボクのごみ銀行の数を増やしたい、質を高めたい、と考えています。

そのための講習会(研修会)を開催するお金を探しています。

何度目かの"残念ながら”の先に、活動費が手に入る日が待っていると思うので、あきらめずにまた申請書を書いていきます。

☆おまけ☆

こちらは、観光地のギリ・メノ島のディアナ・カフェに置いてもらっているウダヤナごみ銀行のショップです。

意外にも、ローカルの男性が興味を示すそう。現在、男性向けのクラフトを開発中です。

(観光地はロンボク本島の田舎と違って、実入りがいいため観光客が買うような値段でも買えてしまうらしい)

(山)

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2017年3月4日に、東京都目黒区にてインドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会を開催します。

ツアーに参加した学生さんが体験したことなどをお話ししたり、ロンボク島の暮らしのことやゆいツールの活動について、

山本がお話しします。

お申し込みは、下記のメールアドレスへメールか、Facebookのイベントページで「参加」ボタンをクリックしてください!

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ロンボク島の風景 Landscape in Lombok

2017年02月18日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

今回は、心癒されるロンボク島の風景をお楽しみください。

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1. ギリ・メノ島の海

2. ギリ・メノ島の湖の向こうに沈む夕日

3. ギリ・メノ島 Diana Bunglowの庭のヤシの木

4. 田植え前の風景(マタラム市近郊)

5. タバコ畑(東ロンボク)

6. 山から海をのぞむ(南ロンボク)

7. タマン・マユラ(ヒンドゥー教徒のための公園)

8. タマン・マユラの中の寺院

9. ギリ・メノ島 Diana Cafe

10. イスラミック・センター(マタラム市の中央モスク)

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2017年3月4日に、東京都目黒区にてインドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会を開催します。

ツアーに参加した学生さんが体験したことなどをお話ししたり、ロンボク島の暮らしのことやゆいツールの活動について、

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学生向けエコツアー報告会を開催します!3月4日(土)東京・中目黒にて

2017年02月08日 | 1.お知らせ等♪

12月に実施した学生向けエコツアーの報告会を、3月4日(土)に開催いたします!

Yui-Tool mau buat acara di Tokyo pada tanggal 4 bulan Maret 2017.

Mahasiswa yang telah ikut ekowisata di Lombok, mau melaporkan tentang kegiatan di Lombok.

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≪ロンボク島学生向けエコツアー報告会≫

~異文化交流ってこういうこと!?現地で知ったごみ事情~

インドネシアのバリ島の隣に位置するロンボク島。

日本人にはあまり知られていない南の島で、昨年の12月にNPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)が行った学生向けエコツアーに5人の若者が参加しました。

ツアーでは村に滞在し、伝統菓子づくりやドラゴンフルーツ狩りなど日本では味わえない体験を楽しんだり、村の若者たちとごみの調査やワークショップに参加してインドネシアで深刻化するごみ問題の現状にふれたりしました。

さらに、観光地のごみの埋め立て地を見学したり、現地のごみ銀行(インドネシア独自の廃品回収システム)の活動を見学したりして学びを深めました。

また、コミュニケーション上手なインドネシア人に感動し、参加者同士の絆も生まれ、みんなロンボク島が大好きになりました。

そんな彼らの体験やロンボク島の暮らしの話を、聞きに来ませんか?

ゆいツールは、来年度も学生向けエコツアーを企画します。

興味がある方、学生じゃないけど行ってみたいという方、話だけ聞いてみたいという方、どなたでもぜひ足をお運びください。

※この活動は、公益信託地球環境日本基金及び独立行政法人国際交流基金(アジア・市民交流プログラム)の助成を受けて実施しています。

【日程】

2017年3月4日(日)14:00~16:00ころ

(受け付けは13:30より)

【発表者】

若松幸秀さん、長澤美佳さん、ほか

(コーディネーター 山本かおり)

【場所】

Under the Tree nakameguro(多目的レンタルスペース)

※会場は靴を脱いで床に座るスタイルになります。

 東京都目黒区東山 1-9-14-202

【参加費】

600円(ゆいツール開発工房(ラボ)の正会員・賛助会員は無料)

*ロンボク産のコーヒーまたはインドネシアの紅茶付き(ヤシ砂糖で甘さを調節します)

 

販売物もあります。

参加者が体験した村の暮らしや、インドネシアのごみ事情を学んで思ったことなど、写真をお見せしながらお話しします。

ゆいツールが開発した「ごみについて考えるプログラム」を体験してみたり、参加者同士で感想を共有したり、ゆったりゆるゆるなイベントです。

お気軽にご参加ください。

お申し込みは、Facebookのイベントページで「参加ボタン」をクリックするか、こちらの問い合わせフォームから申し込みください。

みなさまのお越しをお待ちしています!

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エコツアー体験記12月の学生さんより(その3)

2017年02月01日 | 6. エコツアー参加者の声

僕が一番楽しかったのは村に滞在したことです。

村の人たちは私たちが来るということで準備してくれていたようで、心のこもったおもてなしを受けました。

朝は若者たちと散歩に行きます。寄り道しながら行くのでそんなに遠いわけじゃないのですが2時間くらいの楽しい時間です。

道中ではいろんな木の実や果物を食べたり

高いところにあれば登ってとってくれます!

牛と触れ合ったり

市場に寄ってみたり(なぜか女物・・・)

と盛りだくさんの内容です。

村の人たちは皆さん顔見知りなので、若者が一声お願いすると快く僕たちに体験させてくれます。

田んぼでは脱穀をしていて一緒に体験させてもらえました。

散歩以外にもドラゴンフルーツ狩りやおかし作りをしたり、村の英語教室に参加したりととても楽しい時間を過ごすことができました。

村の人たちはとても親切で思いやりを感じながら滞在することができました。

そんな温かい村なのですが、道を少し外れた空き地には

ゴミがたくさん落ちています。近くの何軒かでゴミを捨てる空き地などがあって、あまりにたくさん集まれば燃やすという方法で処理をしているようです。

中には森に捨ててしまうという家庭もありました。

この後に訪れた観光地であるギリ・トラワンガン島では観光地ということもありさらに大変なゴミの山が出来上がっていました。

村でも観光地でもプラスチックの製品が入ってきてだいぶ時間はたちますが、それを処理するためのシステム(焼却炉など)がないので現状では集めて燃やすことしかできないようです。

僕の住んでいる近くの大阪湾ではゴミによって海がどんどん埋め立てられて新しい島ができていっています。(ただし、海はとても汚く濁っています。)

また、日本でも最近では高温で燃やすことのできる焼却炉ができて、リサイクルのための回収が進むと同時に、プラスチックも燃やして処理することができるようになっています。

ただそんなシステムがなかったら日本人の私たちもゴミを処理することはできません。ゴミ捨場に出せば回収されていくからこそなんとか処理できているように見えているのだと思います。

これからはゴミをできる限り出さないことを考えていくこともとても重要だと感じました。

そんなことも考えつつ、たくさんの人と関わることができた最高のエコツアーでした。

ちなみに僕は今回のエコツアーでロンボク島やインドネシアのことをもっと知りたくなったので、またロンボクに行ってきます!

(筆者は、2月1日より2週間弱、ロンボクを再訪しています!)

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≪12月のエコツアーの様子≫

ごみ銀行での学び編

村での生活満喫編

村の若者とワークショップ編

青い海とごみの山編

エコツアー体験記(その1)

エコツアー体験記(その2)

ロンボクエコツアーのススメ

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2017年3月4日に、東京都目黒区にてインドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会を開催します。

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