五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

新硬貨・新札とたばこ自販機

2020年06月15日 | 日々のつれづれに
我が家のたばこ自販機の保守契約の更新を行いました。
中古の自販機なので一年ごとの更新なのです。
更新料は25,000円プラス消費税。

この更新費用を稼ぎだすのにたばこ何個売ればいいか?
いろんな計算がありますが、そこは省略して...。

たばこひと箱500円とすると、何と618箱分。
およそ31万円ほどの売り上げに相当する計算になります。
もちろん光熱費など、販売に関する費用は除いた金額。
零細のたばこ小売店にとってはけっこう厳しい数字です。

頭の良い方は、上記の数字からたばこの利益率を計算されたかもしれませんね。
はい、そのとおり。
たばこひと箱売っても、利益は一割に満たず、ご承知の通り、販売価格のかなりの部分は税金です。

だから「喫煙者は高額納税者」という言葉があります。
それはそのとおりなのですが、厳密に言うと、たばこ小売店がたばこを仕入れた時点で国庫に税金が徴収されることになります(もちろんタバコ製造業者から、ですが)。

それはともかく、

そしてさらに追い打ちをかけるような話を聞きました。

2021年上期に新500円硬貨が発行されます。
目的は偽造防止のため(まあ、それは仕方がない)。

新しい硬貨が発行されると、投入された硬貨を識別し蓄え釣銭を戻す部分(コインメカニズムといいます)の交換が必要になってきます。
この費用が4万円プラス消費税。
けっこうツラい金額です。

さらにさらに、

2024年には新札が発行される予定(こちらも偽造防止が目的)で、再びコインメカニズムの交換が必要になるのですが、我が家の旧式の自販機は未対応になる可能性が強いのだとか。
つまり新しい自販機を買うしかない、ということ。

業者が帰ったあとで、少し真面目に家内と話をしました。

実は500円硬貨の使用は今でもそんなに多くはありません。
500円硬貨は釣銭には使われないので、本来は自販機の中に貯まる一方のはずですが、実際にはそれほど使われていないのが現実。
使用されるのは、大概が千円札か100円以下の硬貨なのです。

だから、新500円硬貨が発行されても何もせず「そのまま」にしておこうか、と。
「当販売機では新500円硬貨は使えません」の貼り紙一枚で...。

こうしておいて、新札が出る4年後をめどに自販機での販売を止めようかと思います。
つまりたばこの販売を止める、ということ。
健康被害で目の敵にされているたばこですから、潮時かもしれませんね。

町のたばこ小売店自販機は姿を消してしまい、
後はすべてコンビニでの対面販売に任せればいいや、なんて。
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