五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

餅は餅屋

2016年10月20日 | 日々のつれづれに
神明宮の例大祭では、神社入り口の鳥居のところから拝殿までの間に竹を立てしめ縄を張ります。

この竹を立てる作業がひと仕事。
なぜならば、この神社のある場所は昔の河原、少し掘ると砂利が大量に出てきてしまい、毎年木製の杭を打つのがとても大変なのです。

新しい杭を購入しますが、すぐに先端がだめになるか、掛け矢で叩く元の部分が割れてしまったりで永く保ちません。
で、考えた結果、今年は鉄製の杭を打つことにしました。

そんなことをして神様がお怒りにならないだろうか?
...という考えがふと頭をよぎりましたが、背に腹は代えられません。
氏子の高齢化とともに、力いっぱい木の杭を打ち込むことができる人が少なくなっているのです。


先日からホームセンターを見て回っていますが、なかなか目的に会う杭というものはありません。
で、当番組の組長さんに相談したところ、いとも簡単に「自分が作ります」とのこと。

「はて、そんな仕事をしている人ではないはずなのに」

聞くところによれば、太い鉄筋を購入して適当な長さに切り、知り合いの方に頼んで先端をとがらせて即席の杭を作るのだそうです。
しかもサビ止めの塗料まで塗ってしまうという...。

おかげで杭の調達は材料代だけですみそうで助かります。
専門の方が身近にいるということは心強いものがありますね。




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